現地時間1月21日、サムスン電子は新製品発表イベント 「Galaxy Unpacked 2025」 を米サンノゼで開催。イベントでは新型スマートフォン 「Galaxy S25」 シリーズなどを発表したなか、合わせて 「Samsung Wallet」 を日本で提供開始すると発表した。
「Samsung Wallet」 2月25日から日本で提供開始
「Samsung Wallet」 は、サムスン電子 (Samsung) が提供するデジタルウォレットサービス。2015年に 「Samsung Pay」 としてサービスが開始され、2022年に 「Samsung Pass」 等を統合し、「Samsung Wallet」 として生まれ変わった。これまで世界30ヵ国で展開されていたものの、日本では提供されてこなかった。
「Samsung Wallet」 に、クレジットカードやデビットカードなどを登録しておくことで、財布など取り出さなくともスマートフォンに内蔵されているNFC機能で簡単に支払いすることが可能。
また、ポイントカードやスマホ決済サービスも登録することが可能であるため、スマホを利用した支払い関連の機能の多くを同アプリにまとめることができる。
そのほかには、映画のチケットや電車の切符、飛行機の搭乗券、ホテルの宿泊予約カード、デジタルキー、身分証明証も登録することができる (国・地域によって対応サービスは異なる)。
ちなみに、Androidスマホにはすでに 「Google Wallet」 が展開されているものの、「Google Wallet」 はどのAndroidデバイスでも利用できるよに汎用型のUIを採用しており、またポイント残高の表示などができないため利便性の面では 「Samsung Wallet」 のほうが優れている。
また、Apple Walletのようにカードが並んで表示されるため、どのカードで支払うか、どのポイントカードを提示するかなど選びやすいのもポイントだ。起動は、ホーム画面の下からスワイプアップするだけ。画面がオフの状態でも起動できる。
日本では、オリコカード/三井住友カード/三菱UFJデビット/JCBカードが順次対応予定。スマホ決済はPayPayが対応する。
ポイントカードは、VポイントおよびPontaが対応し、旅行系のチケットは、エアトリ(国内旅行)が対応する。提供が始まった始まったばかりということもあり対応サービスはまだまだ少ないが、今後対応サービスの拡大に期待したい。
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(画像:サムスン電子)