佐川急便が宅配便運賃を平均約8%値上げ。宅配便インフラと品質の維持・向上が目的

1月27日、佐川急便は宅配便運賃を値上げすると発表した。値上げは 「飛脚宅配便 (飛脚クール便含む)」 「飛脚特定信書便」 「飛脚ラージサイズ宅配便」 で4月1日から適用され、平均で8%の値上げとなる。

たとえば関東から関西まで飛脚宅配便をつかって60サイズの荷物を届けると、これまでは880円がかかっていたが、新たな料金体系では970円が必要になる。

飛脚宅配便 (関東⇒関西)
サイズ 現行運賃 改定運賃
60サイズ 880円 970円
80サイズ 1,155円 1,280円
100サイズ 1,496円 1,610円
140サイズ 1,958円 2,100円
160サイズ 2,178円 2,340円
飛脚クール便付加料金 (140サイズ(20kg・30kg)のみ)
サイズ 現行付加料金 改定付加料金
140サイズ (20kg以内) 715円 880円
140サイズ (30kg以内) 935円 1,100円
飛脚特定信書便 (関東⇒関西)
サイズ 現行運賃 改定運賃
80サイズ 1,155円 1,280円
100サイズ 1,496円 1,610円
140サイズ 1,958円 2,100円
160サイズ 2,178円 2,340円
飛脚ラージサイズ宅配便 (関東⇒関西)
サイズ 現行運賃 改定運賃
170サイズ 3,135円 3,360円
180サイズ 3,410円 3,660円
200サイズ 4,180円 4,480円
220サイズ 4,895円 5,240円
240サイズ 6,380円 6,830円
260サイズ 7,865円 8,420円

値上げの理由として佐川急便は、エネルギーや施設・車両等の価格高騰および労働コストの上昇や、物流の2024年問題に対応した従業員とパートナー企業の労働環境改善、さらには顧客ニーズに対応したサービス品質の維持・向上を挙げている。

佐川急便の価格改定は2017年以降で初。

関連リンク:【佐川急便】宅配便届出運賃等の改定について|ニュースリリース

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