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【レビュー】塗るだけでOK!スマホやタブレットの画面保護にコーティング剤「SDSバイオニックコート」を使ってみた!

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皆さんは、スマホやタブレットの画面を保護するために何を使っているだろうか。多くのユーザーは、自身の端末に液晶保護フィルムを貼って、画面を保護しているのではないだろうか。

今まで、僕もほとんどの端末には液晶保護フィルムを貼ってきた。だが、液晶保護フィルムを貼ったことがある人ならよく分かると思うのだが、貼っている最中にスマホとフィルムの間に埃が入ったり、気泡が残ったりして、画面が見づらくなるなど、フィルムを貼る作業にはいつも「失敗」するリスクがつきまとう。

せっかく買ってきた保護フィルムが、たった一つの埃が入ったせいで台無しになったり、それを無理矢理取り除こうとして、結果的に保護フィルム自体に傷をつけてしまったりなど、一度失敗すると取り返しのつかないことも。これを毎回新しい端末を買うたびにしなくてはいけないのは、正直面倒くさいし、出来ればやりたくないはずだ。

中には「絶対に気泡が入らない保護フィルム」や、そもそも液晶保護フィルムを貼るのが超絶得意だ、という人もいるかもしれないが、もし液晶保護フィルムを貼る作業が苦手な人で、保護フィルムを使う以外の方法でスマホの画面を保護する方法を探している人は「画面コーティング剤」を使うのがオススメだ。

今回は、フジテレビラボ社の方からスマホ/タブレットの画面をコーティングするためのコーディング剤「SDSバイオニックコート」のサンプルを提供していただいた。試しに手元の端末で使ってみたのだが、保護フィルムなしでも快適にスマホを使うことが判明したので、レビューとして同商品を紹介しようと思う!

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まずは「SDSバイオニックコート」の外箱と内容物をチェック!

こちらが「SDSバイオニックコート」の外箱。大きさは意外と小さく、「iPhone 6s」よりも一回り大きい程度。

おもて面には商品の説明が分かりやすく書かれていないので、パッと見ただけだとこれが画面コーティング剤だとは思わないかもしれないが、裏面にはしっかり書かれているので、これがどんな製品かはしっかり把握することができる。

中にはコーティング剤が入った袋と、コーティングするときに使うコーティングクロス、コーティング後の仕上げ用ファインクロス、手順書が入っていた。

手順書にはコーティングの手順がしっかり書き込まれているので、手順で分からない点などはなかったが、コーティングクロスとファインクロスはどちらがどのクロスなのかの記載がなかったため戸惑う人もいるかもしれない。

一応迷った人のために書いておくが、白いクロスがコーティングクロスで、ピンク色のクロスがファインクロスであるようだ。

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手元にあった「iPod touch」の画面を実際にコーティングしてみた

今回コーティングに使った端末は、ちょうど手元にあった「iPod touch 6th generation (第6世代)」。同端末には元々、安い液晶保護フィルムを貼っていたのだが、しばらく使っていたことから液晶保護フィルムが傷だらけになっていて、近いうちに交換することを考えていたものだ。

手順書によると、まずは画面に付いているホコリや指紋などの脂を落とす。アルコールなどでディスプレイを拭いた場合は、画面についたアルコールをしっかりと拭き取るようにしよう。

そして、画面をキレイにしたらいよいよコーティングだ。スマホにバイオニックコートを2~3滴垂らして、それをコーティングクロスで画面全体に塗りこむ。「コーティング剤」と聞いて、チューブに入ったクリームのようなものをイメージしていたのだが、かなり水っぽいことにびっくり。

塗り終わったらしばらく待機。5〜10秒ほど経つとすぐに乾燥してくるので、あとはファインクロスで少し力を入れながら拭くだけ。

これでコーティングは完了!コーティング後は保護フィルムなどを上から張る必要もなく、すぐにスマホを使うことが出来る。

鍵やコインなどで傷つくことはほとんどなさそう

さて、実際にコーティングはしてみたわけだが、この「SDSバイオニックコート」には一体どれほどの保護能力があるのだろうか。

僕は昔、ポケットにiPhoneと小銭を一緒に入れていて、それらがポケットの中で擦れたのか保護フィルムにしっかりと小銭による傷痕が残ってしまった経験がある。

通常の液晶保護フィルムであれば、先端が尖った金属(例えば刃物や鍵の先端など)で擦られると、その部分が傷になってしまい画面が見づらくなる、なんてよくあること。だが、おそらく「SDSバイオニックコート」を使えばその心配はなさそうだ。

実際にコーティング前後で画面を引っ掻いてみたので見てみてほしい。こちらが一般的な保護フィルムを刃物で引っ掻いた時。

そして、こちらがコーティング後に同じように引っ掻いた時。

この他にも包丁や小銭などで擦ってみたのだが、全くといって傷はつかず。おそらくアイスピックのような刃物で、上から「ドンッ!」っと勢いよく突き刺したりしない限りは傷がつくことはなさそうだ。

今回の「SDSバイオニックコート」は鉛筆硬度で「10H」、モース硬度で「7.5H (ゴリラガラスで5H)」を持つコーティング剤で、スマホ向けコーティング剤としては最高級硬度を持つ製品だ。その他の一般的なコーティング剤や高硬度を謳う保護フィルムは9Hのものが多いので、同製品はそれよりも硬度の高いコーティング剤ということになる。

つまり、「SDSバイオニックコート」を使用すれば、保護フィルムよりも高い保護能力を手に入れることができる上に、あの煩わしいフィルム貼り作業が無くなるということだ。

効果持続時間は、普段からかなり頻繁に使うスマホで半年から1年程度。効果が持続する時間は端末を使う頻度にもよるようで、iPadやサブ端末など毎日何時間も触るものでないものであれば、もっと持続時間が伸びるとのこと。仮にコーティング後、全く使用しない場合は5年以上効果が持続するようだ。

ちなみに、「SDSバイオニックコート」はあくまでも画面のコーティングをするもので、落下などの衝撃はあまり得意ではない。提供していただいたフジテレビラボ社の担当の方によると、スマホを落とした時の画面への衝撃という意味では殆ど効果はないとのこと。

同製品はスマホの保護フィルムの代替商品なので、落下衝撃に関しては衝撃を和らげるスマホケースが必要。「SDSバイオニックコート」さえあればスマホが保護できるわけではない点だけは注意しよう。

1個買えばメインスマホ以外のサブ機などにも使える!タブレットなどにもオススメ

「SDSバイオニックコート」は、タブレットであれば1台分、スマホであれば2~3台分のコーティングが1個の製品で可能とのこと。袋に入っているコーティング剤は多少余分に入れられているのか、実際に使ってみると「iPod touch」の4インチディスプレイ程度ではかなり余ってしまった。分量的にもスマホ5〜6台くらいはいけるんじゃないだろうか。

やはり余ってしまうともったいないので、同製品をスマホに使いたい人は、メイン機以外の端末にもコーティングを施すといいだろう。コーティングはガラス面に作用するとのことなので、ガラスを使用したディスプレイがある場合はそちらに流用してもいいかもしれない。

また、同製品は曲面ガラスなど保護フィルムが苦手とする曲面にも使える。曲面ガラスが使われている「Galaxy S7 edge」などにもピッタリだろう。

気になる「SDSバイオニックコート」のお値段は、Amazonで2,980円。iPadの硬度9H保護フィルムと比べれば数百円程度お高い気もするが、コーティング剤であれば塗るだけなので、コーティングも自由自在で、失敗はほぼあり得ない。

1回で確実に画面を保護したいという人にはうってつけの製品だろう。それに、スマホ3台分の保護フィルムを買うのと比べると結構安いとも言える。

スマホはもちろん、「iPad」などのタブレットや「iPod touch」だけでなく「WALKMAN」や「PS Vita」などの端末にも使用できると思うので、液晶保護フィルム以外の製品を探している人は、「SDSバイオニックコート」を使ってみよう。