先月、久々にiMacを購入してから1ヶ月が経過した。
僕が購入したのは「iMac 4K Retinaディスプレイモデル」で、iMacのディスプレイとして4Kディスプレイを搭載した初のモデルだ。
今更という感じかもしれないが、僕なりに1ヶ月使ってみて感じた事をまとめた。
iMac 4Kモデルは小さいながらもパワフルで、見た目より大きく感じるほどの解像度
まずは「iMac 4K Retinaディスプレイモデルだ。一昨年に発売された「iMac 5K Retinaディスプレイモデル」と比較してもやはり小型(4Kモデルは21.5インチモデルで、5Kモデルは27インチ)で、映像の編集などをする場合は後者の方がオススメだ。
だが、僕のように映像の編集などあまりせず、そしてマルチディスプレイで作業をする人は21.5インチの4Kモデルでも十分なことがわかった。製品としてのデザインは従来のiMacと大差はないものの、中身についてはかなりのスペック更新が行われているため、処理の重さなどを感じることはほとんどない。
小型ながらもパワフルな出来栄えに僕は大変満足している。もし、iMacを買うなら「iMac 5K Retinaディスプレイモデル」の他に、「4K Retinaディスプレイモデル」も十分にオススメできる。
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「Magic Mouse 2」は特段大きな進化はなし。充電の仕方に難あり
昨年10月のiMacのアップデートの時に同時に発売になったものの一つ、「Magic Mouse 2」。タッチ操作に対応している非常に優秀なマウスなのだが、前作の「Magic Mouse」と比べてそこまで進化はしていない。
バッテリー駆動になったため、頻繁な電池交換は不必要になったものの、充電ポートが下部に付いているため充電中はひっくり返しておかないといけないというデメリットも。
また、後述する「Magic Trackpad 2」の操作性の向上から、正直「Magic Mouse」を使う機会自体が減少してしまったため、必ずしも必須アイテムではなくなってしまった。むしろiMacよりもMacBookの方が重宝するのでは?という商品だ。
「買い」かどうかと聞かれたならば、「買い」ではないと言わざるを得ない。ただ、「Magic Mouse」シリーズを持っていない人は一個持っておくと便利なので、買っておいて損はない。
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「Magic Keyboard」は薄く軽く持ち運びにも便利
「Magic Keyboard」も「Magic Mouse 2」と同様、バッテリー駆動になったことで連続駆動時間が伸びている。また、本体上部にLightningポートが付いているため、バッテリーがなくなったらいつでも充電ができるところがまた良い。
そして何よりキーボードとしての性能も、キーの改良や、本体が薄くコンパクトになったことで非常にタイプしやすくなっている。また、Macとの接続が途切れることやタイムラグ、入力ロスが発生することがないので、ワイヤレスキーボードとしてはかなり優秀な部類だ。
一つ問題があるとすれば、「Magic Keyboard」はマルチペアリングができない。そのため、複数のPCと接続して自由に切り替えをすることができない。
複数PCで使うことを前提にして買うなら、それは他のキーボードを買うしかないと思うが、1台のPCやタブレットと接続して使うことを考えているならかなり良い商品なので、購入はオススメだ。
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「Magic Trackpad 2」は確実に「買い」。感圧タッチはかなりの便利さ
最後に「Magic Trackpad 2」は、僕は自信を持ってお勧めできる。「買い」だ。
というのも感圧タッチに対応したことで、Macの使用感が格段に向上したためだ。
これだけでも十分「買い」だと言えるが、それ以外にもタッチパッドの表面積が大きくなっていることや、表面であればどこでもクリックでき、ユーザーは使い方を制限されずに使用することができるところも非常に嬉しい。
少し値段は張るかもしれないが、3つのデバイスのうち、一番購入するべき商品なのでどれを買うか迷ったなら一番最初にこれを買っておくといいだろう。
【関連】「Magic Trackpad 2」を1か月使ってみたので使用感をレビュー
以上が「iMac 4K Retinaディスプレイモデル」のレビューと「Magic」シリーズのレビューまとめだ。
参考になるかどうかは分からないが、1ヶ月使ってみて感じたことを書いたものなので、購入を検討している場合は参考にしてみてほしい。