
Razerは3月25日、eスポーツ向けゲーミングマウスの旗艦モデル「Viper V4 Pro」と、高精度マウスマット「Gigantus V2 Pro」を日本国内で発売すると発表した。
価格は「Viper V4 Pro」が26,980円、「Gigantus V2 Pro」が8,980円(いずれも税込)。このうち「Viper V4 Pro」は本日3月25日に発売、「Gigantus V2 Pro」については4月28日から順次発売を予定している。
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ゲーミングマウスの新旗艦モデル「Razer Viper V4 Pro」登場。新技術「Frame Sync」で応答性と電力効率を両立
「Viper V4 Pro」は、プロユーザーから高い支持を集める「Viper V3 Pro」の後継にあたる最新モデルだ。
従来の形状を踏襲しつつ、約9%の軽量化を実現。ブラックモデルでは49gという軽さに仕上げられている。内部構造の見直しにより、構造強度も最大2倍に向上した。
ワイヤレス通信には「HyperSpeed Wireless Gen-2」を採用し、有線・無線の両モードで最大8000Hzのポーリングレートに対応。クリック応答速度は平均0.204msと、業界最高水準の高速応答を実現している。
付属ドングルは半球型へと刷新。デスク上での安定性が高まったほか、アンテナ位置を高くすることで通信経路を確保し、接続の安定性向上にも寄与している。
最大の特徴は、新開発の「Focus Pro 50K オプティカルセンサー Gen-3」と、新技術「Frame Sync」の組み合わせだ。
センサーは最大50,000 DPI、最大速度930 IPS、最大加速度90Gに対応し、解像精度は99.8%を実現。細かな操作にも正確に追従する性能を備える。
「Frame Sync」は、センサーの動作、MCUの処理、PCとの通信(ポーリング)を同期させる技術。センサーの読み取りからデータ送信までを一体化することで、遅延の低減と操作の安定性向上を図っている。
これにより、不要なセンサー更新や待機時間が削減され、必要なタイミングでのみ処理が行われる仕組みとなる。高ポーリングレート時でも電力消費を抑えつつ、高性能とバッテリー持続の両立を実現した。
バッテリーは1000Hz設定時で最大180時間、8000Hz設定時でも最大45時間の連続使用が可能。ソフトのインストールなしで設定変更が行える「Razer Synapse Web」にも対応し、大会環境などでも迅速に設定を反映できる。
さらに、第4世代オプティカルスイッチ(クリック耐久1億回)に加え、スクロールホイールにも光学式を採用。メカニカル式と比べて耐久性と信頼性を高め、ゴースト入力や意図しない逆スクロールの抑制にもつながっている。
実際に「Viper V4 Pro」を試用した てるしゃん氏は、「軽さと確かなクリック感と体感できる低遅延。FPSにおいて最強のマウス」とそのパフォーマンスを絶賛。
さっさん氏は詳細なフィードバックとして、「Viper V3 Proの形状を引き継ぎつつ49gまで軽量化された点には率直に驚きました。軽いだけでなく、表面のコーティングによりグリップ感も抜群です。第4世代光学スイッチのカチカチとした明確なフィードバックや、面積が広く押しやすいサイドボタン、さらに最大180時間のバッテリー寿命など、あらゆる面で確実に世代交代を感じさせる仕上がりになっています」とコメントしている。
摩擦特性を選べる5モデルのマウスマット「Gigantus V2 Pro」
「Gigantus V2 Pro」は、Razerのソフトタイプマウスマットにおけるフラッグシップモデルの次世代版。プレイスタイルに応じて操作感を細かく調整できる、高いカスタマイズ性が特徴だ。
最大のポイントは、滑りの質感が異なる5種類のスピード設定を用意している点だ。各モデルには専用の糸や織りパターンが採用されており、求める操作感に応じて選択できる。
最も摩擦が高い「Max Control」はフリック操作の精度を重視した設計で、「Control」は安定した微調整に適した仕様。中間に位置する「Balance」は滑りと止めやすさのバランスを取り、「Speed」は素早いスワイプ操作向け、さらに「Max Speed」は極めて低い摩擦によって高速なマウス操作を可能にする。
これらの特性は、独自開発の「GlideCoreフォーム」によって支えられている。スピード設定ごとに最適な硬さのクッション材が組み合わされており、たとえば高摩擦モデルではストッピング性能を高め、低摩擦モデルではレスポンスの速さを重視した設計となっている。滑りと止めのバランスを素材レベルから最適化している点が特徴だ。
加えて、主要な光学センサーでの検証を経ており、ピクセル単位の正確なトラッキングにも対応。パッドのどの位置でも操作感が変わりにくく、フリックや細かなエイム調整、大きなスイングまで一貫した挙動を維持できるよう設計されている。
耐久性にも配慮されており、エッジには低めに設計されたステッチ加工を施すことで、ほつれを防ぎつつ手首への干渉を軽減。裏面には高いグリップ力を持つ滑り止めベースを採用し、激しい操作時でもズレにくい。さらに、丸めて持ち運んだ際にも波打ちにくい構造とすることで、携帯性と復元性も両立している。
開発には、NiKo選手やFaker選手、Zellsis選手といったトッププロが関与。実戦環境でのフィードバックが製品設計に反映されている。NiKo選手は本製品を高く評価し、自身の使用デバイスのひとつとして選択しているという。
サイズは500×480×4mmで、低感度設定のプレイヤーにも適した広い操作面を確保。なお、発売は4月28日を予定しているが、「Max Speed」モデルのみ後日発売が予定されている。
