iPhone 12シリーズに最適な充電器が、RAVPowerブランドから登場。
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今年4月に発売した製品だが、今回RAVPowerブランドを展開するサンバレージャパンから同製品を提供いただいたので、使用感等をお伝えできればと思う。
ポケットに軽々と入ってしまうサイズ感なので、普段使いはもちろん、旅行や出張などに持っていくのにピッタリ。iPhone 12シリーズをお持ちの方にぜひともオススメしたい。
デザイン・仕様
上記写真が 「RP-PC150」 の本体。表面はマットな質感の素材が使われていて、傷がつきにくくなっている。
コンパクトが最大の売りの本製品。具体的なサイズは47×28×30mmで、重量は30g。プラグ部分を除けば20円のチロルチョコを2個重ねたようなサイズ感になっていて、指先でヒョイっと軽くつまんで持つことができる。ハンドバッグなどの小さなカバンにも気軽に入れられて、どこにでも持ち出すことができるだろう。
ただしプラグは露出するタイプなので、カバンに入れる際には小さなポーチなどに入れるとスマートフォンなど他のアイテムを傷つけずに済むはずだ。
見た目やサイズは、かつてiPhoneに同梱されていた純正5W充電器にソックリだが、USB Type-AではなくUSB Type-Cポートが搭載されているのが見た目における大きな違い。
Type-Cポートは最大20Wでの充電が可能で、QC18Wの高速充電にも対応しているため、iPhone 12シリーズやスマートフォン、そのほかType-Cポート経由で充電できるデバイスを効率よく充電できる。
残念ながらケーブルなどは付属品として付いてこないため、必要な場合は別途購入しておこう。
「RAVPower RP-PC150」 で実際に充電してみた
検証のため、実際に 「RAVPower RP-PC150」 をつかって筆者の持つデバイスを充電してみた。
まずは、本製品の最大出力20Wをいかせる 「iPhone 12 Pro」 を繋いでみた。
ワットチェッカーには 「8.83V / 2.15A」 と表示されており、およそ19W前後で充電できていたことが確認できた。iPhone 12 Proは最大20W出力まで対応しているため、およそフルスピードで充電できていることになる。
さらに同じく最大20Wの出力をサポートする、iPhone 12 miniとも接続。こちらは 「8.76V / 1.56A」 の約13〜14W程度で充電できていたことが確認できた。フルスピードとはほど遠いのがちょっと気になるところ。
試しに最大30W出力までサポートするiPad Air(第4世代)と接続してみた。結果は 「8.62V / 2.16A」 で、19Wほどで充電できることが判明。
iPad Airを単体充電するなら他にもっと良い充電器があったりするが、少なくとも、本製品はiPad Air(第4世代)の純正20W充電器よりも小さいにも関わらず同等の速度で充電できることから、iPhoneとiPadの充電器として兼務させるのもアリと言える。
ちなみに本製品はMagSage充電器を使用するための電源アダプタにも最適だ。MafgSafeは最大15W (iPhone 12 miniは12W) で出力するために、20W以上の出力に対応した電源アダプタが必要だが、本製品はその要件を満たすためだ。
20W出力に対応した製品は最近徐々に多くなってきているものの、これほどコンパクトな製品はまだ少ないため、本製品を選ぶ理由は十分にあるだろう。
まとめ
「RP-PC150」 はコンパクトなサイズ感ながら、最大20Wでデバイスを高速充電できる便利アイテム。その優秀なサイズ感と性能から、本製品を据え置きの充電器として利用するのは大いにアリだろう。
もしくは、本体のコンパクトさを活かして普段の外出はもちろん、旅行や出張などお供としてもオススメできる。前述のとおり、iPadの充電器として兼務させることも決して不可能ではない。
ちなみに現在筆者はまさに出張中で、今回の検証&記事執筆は出張先で行った。宿泊中のホテルで使用していたのだが、本製品のコンパクトさは窮屈なホテルで大いに活躍してくれた。ベッド横でiPhoneを充電するのにまさにうってつけだった。
現行の最新モデルであるiPhone 12シリーズには、環境負荷を軽減するため充電アダプタは同梱されていない。もし、電源アダプタが必要なようであれば、本製品をおひとつ購入してみてはどうだろうか。
「RP-PC150」 は1,680円(税込)で販売中だ。