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RAVPower RP-PC133 レビュー | 小型65W PD充電器、2台同時充電でもMBPをフルスピード充電

以前、当サイトではRAVPowerの 「RP-PC112」 という製品を紹介した。

RP-PC112は次世代パワー半導体 「GaN(窒化ガリウム)」 を採用し、超コンパクトながら61Wの出力ができ、13インチMacBook Proの純正電源アダプタ(61W)を置き換えられることから、筆者は発売当時、同製品をマストバイ製品と評した。

「RAVPower RP-PC112」 徹底レビュー | マストバイ!MacBook Proの電源アダプタを置き換える世界最小61W充電器。GaN採用で実現
筆者はよく外で仕事をするが、その時の相棒は大抵13インチMacBook Pro。MacBook Proはコンパクトながら外出時に必要な作業をほぼすべてこなせるほどパワフルな性能を持っている。欠かせない相棒だ。 しかし、そんなMacBook ...

しかし、あれから約9ヶ月経ったいま、RP-PC112を超える製品がふたたびRAVPowerから登場した。

その製品とは 「RP-PC133」 。RP-PC112よりも高い出力(65W)に対応し、さらに新たにUSB Type-Aポートを増設。USB Type-CとUSB Type-Aの合計2ポートを使った2台同時充電を可能としたUSB充電器。13インチMacBook Proをフルスピード充電しながら、なんとiPhoneも同時に充電できる優れモノだ。

今回、RP-PC133の発売に先立ち、RAVPowerブランドを国内展開するSUNVALLEY JAPANから本製品のサンプルを提供してもらっていたため、当レビュー記事では本製品の仕様や実際に使ってみた感想等をご紹介したい。結論として、筆者の環境では 「RP-PC112」 をほぼデメリットなく置き換えることができたので、ぜひ 「RP-PC112」 を持っている方も買い足しを視野に入れて読んでいただきたい。

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デザイン:GaN採用で超小型&軽量。Type-A/Cの2ポート

今回紹介する 「RP-PC133」 は、次世代パワー半導体 「GaN(窒化ガリウム)」 を採用したことで本体の小型&軽量化を実現した、RAVPowerの急速充電器シリーズ第5弾。

左:RP-PC133 / 右:RP-PC112

RAVPowerは以前に最大61W出力が可能なUSB Type-Cポートを1ポート搭載したUSB急速充電器 「RP-PC112」 を投入していたが、同製品にさらにUSB-Aポートを1ポート追加し、2ポートでの同時充電を可能にしたのが今回のRP-PC133だ。

本体サイズは約55 × 55 × 31.5mm。13インチMacBook Proの純正電源アダプタ(61W)の半分以下のサイズで、一般的な60W充電器と比べても30%前後の小型化を実現しているという。重量もわずか120gと軽量だ。

デザインはこれまでに発売しているRAVPowerのGaN採用USB充電器シリーズとほとんど同じだが、「RAVPower」 のロゴが入った面の裏側には本製品の最大出力を示す 「65」 の数字が描かれている。最大出力が目でわかるだけでなく、筆者のようにRAVPowerの充電器シリーズを複数個持っている方は一発でどのモデルか分かりやすいはずだ。

プラグ部分は折り畳み可能、世界各国の電圧(AC 100-240V)に対応していて海外でも使えるなど、利便性は従来どおり。旅行や出張のお供に最適だ。

本製品はUSB Type-Cポートに加えてUSB Type-Aポートが搭載された2ポート仕様となっている。たとえば、USB Type-CポートでMacBook Proを、USB Type-AポートでiPhoneというように2つのポートを駆使することで2台のデバイスを同時充電することが可能だ。各ポートの仕様については、以下でもっと詳しく紹介する。

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仕様:合計65W。2台同時充電でもMBPをフルスピード充電

RP-PC133に搭載された2つのポートの仕様を、もうすこし深く掘り下げていきたいと思う。

RP-PC133に搭載されているポートは、USB Type-Cポートがひとつと、USB Type-Aポートがひとつの合計2口。

MBP単体接続時:約60W

本製品は充電器全体で最大65Wの出力が可能だが、搭載されたふたつのポートのうちUSB Type-Cポートは合計出力と同じ65Wの出力が可能。MacBook Pro(13インチモデル)でもフルスピード充電が可能だ。規格はUSB-PD 3.0。

Type-AでiPhone単体充電時:約12W

また、USB Type-Aポートは最大18Wまでの出力に対応している。規格はQuick Charge 3.0で、対応機器を高速充電可能。ちなみにiPhoneはQC3.0には対応していないが、付属の充電器を使うよりも高速に充電することが可能だ。

このふたつの充電ポートを利用することで2台のデバイスを同時に高速充電することが可能だ。

電力の供給量はRAVPowerの独自技術 「RAVPower PD Pioneer Technology」 で、接続されたデバイスに応じて自動調整される。具体的にはUSB Type-Cに接続したデバイスに依存する仕組みになっていて、USB Type-C出力が45W未満の場合はUSB Type-Cポートが最大45W、USB Type-Aポートが最大18Wに。そしてUSB Type-C出力が45W以上の場合はUSB Type-Cポートが最大60W、USB Type-Aポートが最大5Wとなる。

使用ポート 出力
Type-C Type-A
Type-Cのみ 最大65W
Type-Aのみ 最大18W
Type-C (45W未満)

Type-A
最大45W 最大18W
Type-C (45W以上)

Type-A
最大60W 5W

たとえば最大30Wの充電に対応するMacBook AirとiPhoneを接続すると、最大30WでMacBook Airをフルスピード充電しながらiPhoneを高速充電することが可能だ。

また、本製品のスゴい点は最大60W出力に対応するMacBook Pro(13インチモデル)をフルスピード充電しながら、iPhoneも充電できるという点。この場合、iPhoneへの電力供給は5Wに落ちてしまうものの、これまでのRP-PC112では為し得なかった2台同時が利用できる。MacBook Proを使う機会がとても多い筆者にとって非常に嬉しい仕様だ。

2台同時接続でもMBPを約60Wで充電可能

もちろん、USB Type-CポートにUSB-C to Lightningケーブルを接続すればiPhoneの急速充電も利用できる。さらにフルスピード充電とはいかなくとも15.4インチ/16インチMacBook Proの充電などにも利用できるため使い方は様々。少なくとも60W以下の出力に対応するデバイスをお持ちの方であれば、本製品を便利に感じるはずだ。

まとめ:MBP&iPhoneを持ち歩くユーザーに最適

今回は新発売の 「RP-PC133」 という製品を紹介した。

本製品は最大65Wの高出力、そしてUSB Type-CとType-Aのふたつのポートが搭載されている割に、非常にコンパクトなサイズ感になっているミラクルな製品だ。

主にMacBook Proなど高出力なデバイスを持ち歩く際の充電器として最適。最大出力は65Wで、13インチMacBook Proをフルスピード充電しながらiPhoneを充電することができるため、実質的にRP-PC112の上位互換と言うことができるだろう。

筆者のようにMacBook Proをメイン機として使っている方は、本製品への買い替えもしくは追加購入で生活を便利にすることができるだろう。オススメだ。

また、最近ではUSB Type-Cの高出力に対応したデバイスも増えてきている。たとえばMacBook Air(最大30W)やiPad Pro(最大30W)など。こういったデバイスにはややオーバーなパワーではあるものの、今後高い出力が必要な製品を購入する可能性があるという方はRP-PC133を購入してみてもいいのではないだろうか。

「RP-PC133」 のAmazonでの価格はブラックモデルが4,599円、ホワイトモデルが4,799円だが、4月29日(水)まで発売記念クーポンの利用で1,000円オフにすることができ、それぞれブラックは4,799円、ホワイトは3,799円で購入可能だ (いずれも税込) 。200個限定の割引となっているので、安く購入したい方は早めに購入を。

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