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楽天、月額2,980円で通信し放題 「Rakuten UN-LIMIT」 発表 300万人まで1年無料で提供へ

3月3日、楽天モバイルは今年4月から本格提供を開始する同社MNO(携帯キャリア)サービスに関するプレスカンファレンスを開催。COVID-19 (新型コロナウイルス) の影響でオンライン配信による発表会になった同イベントだが、多くのユーザーが期待していた料金プランが明らかにされている。

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プランは1種類のみで月額2,980円、先着300万人まで1年無料

楽天モバイルの提供する料金プランは 「Rakuten UN-LIMIT」 のひとつのみ。月額2,980円で、楽天の自社回線エリア内の通信はデータ使い放題となる。自社回線エリアは首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)、東海地域(愛知県)、関西地域(大阪府・京都府・兵庫県)の一部地域となっており、それ以外の地域はパートナーエリアとなりデータ使い放題の対象ではない。

パートナーエリアでの通信は月2GBまで利用できる (2GB超過後は最大128kbps)。追加でデータ容量を購入することも可能で、500円/1GBで購入できるとのことだ。

音声通話は20円/30秒だが、Rakuten Linkアプリを利用することで国内通話に限り無料となる。

海外での利用はデータ通信は月2GBまで、通話は海外→国内通話は無料でかけ放題、国内/海外→海外通話については月980円(国際通話かけ放題オプションへの加入)という設定。SMSの発信・受信は国内・海外ともに使い放題となる。

ちなみに提供開始から1年までは先着300万人まで1年無料での提供となり、2年目以降は月額2,980円(税別)となる。

利用する際には事務手数料3,000円(税別)が必要となるが、Rakuten Linkアプリを利用することで全額が楽天ポイントで還元されるとのこと(無料サポータープログラムからプラン変更の方は対象外)。また、2020年6月30日までに 「Rakuten UN-LIMIT」 にオンラインで申し込みすることで3,000楽天ポイントがプレゼントされるとのことだ。

楽天のMNOサービスは本日から新規契約者を対象にウェブ先行申し込み受付が開始される。店舗での申し込みは3月4日から、他社もしくは楽天のMVNOサービスからの移行については4月8日からの受付を予定している。また、無料サポータープログラム利用者に対しても4月8日に移行受付を開始する予定とのことだ。

三木谷社長の発表によれば、楽天モバイル(MNOサービス)はSIMロックはなく、契約解除料も発生しないとのこと。また最低利用期間も設けられていないため、好きな時に加入していつでも解約することが可能。手軽に利用することができるとのことだ。

楽天のMNOサービスは2020年4月8日から正式提供が開始される予定で、それまでは引き続き無料サポータープログラムが提供される。楽天は総力を上げて自社回線の提供地域の拡大を行っており、昨年9月からプレサービスが始まった時から基地局が増え、回線エリアの拡大・改善が行われてきたとのこと。また、一部エリアで通信できない箇所があるが、正式サービスに向けて徐々に改善されていくのではないだろうか。

ちなみに、楽天は2020年6月から5Gサービスの提供を開始する予定。こちらの詳細は後日発表されるものとみられる。