楽天が、ついに自社初となるプライベートブランド「Rakuten Original」の展開を始める。天然水や炭酸水、ウェットティッシュ、マスクといった生活必需品を軸としたラインナップで、2025年12月4日20時から直営オンライン店舗「楽天オリジナル」で販売を開始する。
初期商品には「Rakuten Original 天然水」（24本入り）、「Rakuten Original 強炭酸水」（24本入り）といった飲料に加え、「Rakuten Original ウェットティッシュ」（60枚×64パック）、「Rakuten Original 快適立体マスク」（30枚×9パック）など、まとめ買いニーズの高いアイテムが揃う。
楽天市場は長年、出店店舗による “巨大モール” として拡大してきたが、今回のPB展開は、自社で安定した商品ラインナップを確保し、価格競争力を高める狙いがある。また、PBを持つことで中間コストを抑え、価格をユーザーへ還元しやすい点も強みになる。
大量消費されるカテゴリーから押さえにいく構造は、ECプラットフォームにおける基本戦略のひとつ。楽天は今後、商品展開を段階的に拡大する方針だ。
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開始記念で「お買いものパンダ」エコバッグを抽選プレゼント
「Rakuten Original」の展開開始に合わせ、購入者向けのキャンペーンを実施する。
期間中に「楽天オリジナル」でエントリーし、合計2,000円（税込）以上を購入したユーザーの中から、抽選で300名に「お買いものパンダ！オリジナルエコバッグ」が贈られる。
期間は2025年12月4日20時〜2026年1月5日9時59分まで。なお、デザインはアニメ『お買いものパンダ！』のキャラクターを採用する。
今回のPB立ち上げは、楽天が「場所貸し」中心のモデルから、自社ブランドによる商品提供への領域まで踏み込む動きだ。生活必需品を安定供給できれば、ユーザーが楽天市場で完結する利便性は高まり、エコシステム全体の回遊性向上にもつながるだろう。
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(画像提供：楽天)
