楽天モバイルが850万回線を突破。春キャンペーンが後押しとなり、若年層を中心に契約数を伸ばす

楽天モバイルは2月28日、回線契約数が850万回を突破したと発表した。今月14日の段階で830万回線を突破したことを明らかにしていたことから、約半月の間で20万回線が増えたことになる。

契約者数の増加には、楽天モバイルの高い顧客満足度や、月額3,278円でデータ通信が使い放題の｢Rakuten最強プラン｣に加え、既存ユーザーによる｢紹介キャンペーン｣や、家族・学生・子ども向けの各種割引プログラムが大きく影響しているとみられる。特に若年層を中心にユーザー数を伸ばしているという。

そして、今月14日からスタートした｢春の応援キャンペーン｣がユーザーの獲得をさらにブーストさせているようだ。楽天モバイルによると、前述のキャンペーンにより18歳以下の契約数が前年比で約1.5倍、25歳以下の契約数が前年比で約1.4倍に増加しているとのことだ。

念願の黒字化を目指す楽天モバイルは、12月にEBITDAの黒字化を達成。サービス開始当初の勢いこそ無くなってはいるものの、その後も右肩上がりで順調に契約者数を増やしていることから、通期での黒字化達成も十分に射程圏内。楽天モバイルは今後も若年層やファミリー層を中心に契約者を増やしながら、さらなる成長を目指していく方針だ。

｢春の応援キャンペーン｣は、｢新生活応援キャンペーン｣および｢学生応援キャンペーン｣のふたつで構成されている。19歳〜25歳のユーザーを対象に｢新生活応援キャンペーン｣、5歳〜18歳のユーザーを対象に｢学生応援キャンペーン｣を実施。それぞれに、最大14,000円相当分の楽天ポイントを還元するというものだ。

上記キャンペーンを利用し、｢最強家族プログラム｣を適用した上で、月間データ量が3GB以下だった場合、実質1年間無料で楽天モバイルを利用できる計算になる。詳細は公式サイトをご確認いただきたい。