楽天モバイル、無料サポータープログラムの2次募集を開始へ。ダイヤルアプリ 「楽天Link」 のベータ版も提供

1月23日、楽天モバイルは都内で 「楽天モバイル『無料サポータープログラム』の拡大に関する記者発表会」 を報道関係者向けに実施。同社携帯キャリア事業(MNOサービス) の一般提供に向けて実施している 無料サポータープログラム」 について、対象ユーザー数を25,000人に拡大することを発表した。

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楽天モバイル、無料サポータープログラムの2次募集を本日から開始

「無料サポータープログラム」 は、楽天MNOサービスのパイロットプログラム。一部の無料サポーターに対して楽天のキャリアサービスを無料で提供し利用してもらうことで、通信にかかる負荷などをテスト。サポーターは品質テストやアンケートに複数回参加することが求められる。「無料サポータープログラム」 の対象ユーザーはこれまで東京23区、大阪市、名古屋市および神戸市のいずれかに在住の5,000名に限られていたが、本日から2次募集というかたちで2万人を追加募集する。対象地域の拡大は行われない。

2次募集は抽選ではなく先着順。2020年1月23日(木)13時から2月3日(月)9時59分までの期間で 「楽天モバイル」 ウェブサイト内の 「無料サポータープログラム」 専用ページで申し込み受付が実施される。申し込んだ先着最大2万名のユーザーには順次契約手続きの方法がメールで案内されるが、昨年10月に行われた1次募集に申し込んだものの当選しなかったかたは優先的に選ばれるようになっているとのこと。

契約時に楽天回線対応製品を購入する場合は楽天スーパーポイント18,000ポイントがプレゼントされる。さらに定期的なアンケートに回答することで1ヶ月につき1,000ポイントをプレゼントする。

ちなみに、楽天モバイルは通信・通話品質について徐々に改善を行なっている。2020年1月時点で当初計画を上回る3,000以上の基地局を設置。ユーザーからのフィードバックなどをもとにこれまで繋がらなかった地点も繋がるようになってきているとのこと。

また、楽天モバイルのMNOサービスは自社提供している通信エリア以外はKDDIのローミングで補完しているが、それぞれの通信を行き来する際にたまに繋がらない場合があったという。その接続の切替方式を2020年4月を目処に切り替え(S8からS10方式に切り替え)、これまで以上に繋がりやすくなる予定だという。

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「楽天 Link」 のベータ版が提供開始へ

また、今回の 「無料サポータープログラム」 対象ユーザーの拡大に合わせて、楽天モバイル自社開発のダイヤルアプリ 「楽天 Link」 のベータ版の提供を開始する。「楽天 Link」 は国際的な技術規格であるリッチコミュニケーションサービス(RCS) に準拠したダイヤルアプリ。一般的なコミュニケーションアプリは同じアプリを所有している人同士でしか利用できないが、「楽天 Link」 の場合は固定電話含むアプリの利用者以外への国内・国際通話や、国内外におけるSMS・メッセージングが可能。

「楽天 Link」 のベータ版は 「無料サポータープログラム」 参加者すべてが利用可能だ。提供は2020年1月23日(木) 以降、Google Playからダウンロードすることで利用できる。

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