オンラインストレージ ｢楽天ドライブ｣ 国内で提供開始。最大10GBまで無料、ブラウザ版 ｢Microsoft 365｣ も利用可

楽天シンフォニーは2月6日、ファイルストレージ・クラウドサービス ｢楽天ドライブ｣ の国内提供を開始した。

｢楽天ドライブ｣ は、もともと ｢Sendy｣ という名称で2019年から提供していたサービス。同サービスを提供していた韓国イストモブを、楽天モバイルが2021年に完全子会社化し、翌年2022年には法人名をRakuten Symphony Korea, Inc. に改称し、楽天シンフォニーの傘下に。現在は、グローバルな運営主体はRakuten Symphony Korea, Inc. ではあるのだが、日本での販売・マーケティングは楽天シンフォニーが行っている。

 

 

サービスとしては、大容量ファイルの高速送信や、クラウド上でファイル管理・共有ができるファイルストレージ・クラウドサービスとなっている。スマートフォンアプリや、Google Chromeの拡張機能を使ってもアクセスできる。個人向けと法人向けを展開し、どちらも ｢Microsoft 365｣ を搭載し、ブラウザベースの ｢Microsoft Word｣ ｢Excel｣ ｢PowerPoint｣ が利用できる。

個人向けには、基本無料となる1GBのクラウドストレージに加えて、メールアドレスの認証で＋4GB、アカウント設定ページから追加情報を入力することで＋2GB、フォルダの共有で＋1GB、楽天ドライブでファイルを送信することで＋2GB、合計10GBまで増量できる。

さらに、マイリンクの有効期限を設定したり、最大1TBのクラウドストレージを利用できる ｢楽天ドライブPRO｣ (月額800円) や、5人以上のチームで利用する ｢楽天ドライブビジネス｣ (月額1,200円/1人) が用意される。

利用には、楽天IDと連携できるようになっており、将来的には楽天ポイントとの連携も予定している。

(画像提供：楽天)

©Rakuten Group, Inc.