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楽天ブックス、「2019年 年間和書ランキング」 発表 樹木希林さんの『一切なりゆき 樹木希林のことば』が1位に

11月27日、楽天は同社が運営する電子書籍ストア 「楽天ブックス」 において、年間和書ランキング」 「万葉集関連本ランキング」 「御朱印関連本ランキング」 および 「名城関連本ランキング」 を発表した。

「年間和書ランキング」 では、2018年に他界された女優の樹木希林さんの著書『一切なりゆき 樹木希林のことば』が1位に。さらに18年ぶりの新作となった小野不由美さんの小説白銀の墟 玄の月が2位から5位にランクインした。

一切なりゆき 樹木希林のことば
購入者層の約6割が30代から60代の女性。予約開始から半年以上も継続して売れている作品。2018年に公開された著者出演の映画「万引き家族」が、フランスのカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、著者が出演した映画6作品が2018年から2019年にかけて公開されるなど、生涯をかけて女優として生き抜いた著者の言葉が読者の心に響いた。

白銀の墟 玄の月
予約開始と同時に一気に売り上げを伸ばし、4巻全てが上位にならぶ。本作は1991年に始まった歴史ファンタジー小説「十二国記シリーズ」の18年ぶりの最新作で、2002年にはアニメ化されたことで話題となった。

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平成から令和に。万葉集関連所や御朱印関連本の売り上げが大きく伸びる

今年は平成から令和への改元もあり、元号の典拠とされる万葉集関連本の売り上げが前週比113倍に急増したという。購入者層の7割以上が40代から60代、特に昭和世代の関心を集めた。

万葉集関連本ランキング」 の1位は、新元号の発表直後に新聞各紙やテレビ番組に取り上げられ話題となった『万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』。現代語訳と解説が付いており、普段古典文学を読まない初心者でも楽しんで読み進められる。

また、万葉集とともに寺社および御朱印への関心も高まり、楽天ブックスでは御朱印関連本の売上が前年同期比で約1.5倍、40代から50代の購入者が約7割を占めた。さらに御朱印関連本と同じく、全国各地のお城をまとめた名城関連本も前年同期比約1.4倍の売り上げとなり、日本の歴史への関心が高まっているという。

各ランキングは以下のリンクから閲覧可能。