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楽天、DMMモバイルを買収へ 今秋のキャリア事業に向けた顧客基盤の拡大を目指す

楽天がDMMモバイルを買収することがわかった。9日、日本経済新聞が報じたところによると、買収額は23億円で、今年10月の携帯キャリア事業に備えて顧客基盤を拡大することが狙いだという。

買収は9月1日付で行い、DMMモバイルを会社分割し、それを楽天モバイルが承継する形となるが、DMMモバイルのブランド自体は事業承継後も続ける予定だ。

楽天がDMMモバイルを買収へ

楽天モバイルは2017年9月にFREETELを買収したが、今回のDMMモバイルの買収はその時とほぼ目的は同じく顧客基盤の拡大にある。ただし前回と異なるのは、楽天にとって顧客基盤の拡大は以前よりも重要になっているということ。

今年10月に、楽天はキャリア通信業に参入する。ドコモ・au・ソフトバンク以外の通信キャリアが参入するのはイー・アクセス以来、13年ぶり。すでに総務省は今年4月に楽天に対してLTEの1.7GHz帯を割り当てることを決定しており、さらに5Gの周波数も3.7GHz帯と28GHz帯が割り当てられている。

同社は円滑な通信網の整備だけでなく、財務の健全性確保が求められている。そのためにも顧客基盤の確保はとても重要だ。DMMモバイルを買収することで、楽天モバイルの契約者は1割程度増える見込み。

楽天はDMMモバイルの買収について正式に発表していないが、近く発表されることになるとみられる。ちなみに、日本経済新聞によるとDMMモバイルのユーザーには買収後、楽天ポイントが利用状況に応じて付与されるようになるとのことだ。

追記:2019年7月9日 10:24
楽天モバイルから買収が正式に発表された。詳細は以下の記事から。楽天モバイル、DMM mobileとDMM光の買収を正式発表 楽天エコシステムのメンバーシップ強化

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