
インターネットラジオサービス「radiko」が、バージョン8.3.0のアプリアップデートでApple CarPlayに正式対応。対応車両の車載ディスプレイから直接radikoを操作できるようになった。
CarPlayへの対応によって、ユーザーはiPhoneを車載ディスプレイに接続するだけで、運転中でも直感的に番組の再生や局の切り替えができるようになる。ただし、CarPlay上でradikoを使うには、接続前にスマートフォン側でradikoアプリを起動しておく必要がある点には注意が必要だ。

radikoはこれまでスマートフォンやスマートスピーカーを通じて聴取するスタイルが主流だったが、今回のCarPlay対応によって、ながら聴きのシーンがより広がることに。特に長距離ドライブや通勤時間にラジオを流しているユーザーにとっては、利便性が一段と高まるアップデートといえるだろう。
今回のアップデートでは、CarPlay対応のほかにもいくつかのユーザー体験向上が図られている。たとえば、読み上げ機能の内容を一部調整し、聴覚に頼るユーザーへのアクセシビリティを改善。また、スワイプ操作で前の画面に戻る際に表示が真っ黒になる不具合なども修正されている。
(画像:radiko)