
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、PlayStation 5(以下、PS5)における新たな決済手段として、Apple Payのサポートを開始した。iPhoneや、iPad上のApple Payを利用して、PS5のゲームやDLCなどのコンテンツ購入が可能になった。対応地域は米国など。PS4への対応も予定しているという。
「iOS 18」 のQRコード式決済がベースに
PS5におけるApple Payの導入は、AppleがiOS 18およびiPadOS 18で導入した「コードベース決済」システムを活用したものだ。これは、Safari以外のブラウザ(Chromeなど)でもApple Pay決済を可能にしたのと同様の仕組みだ。
PS5でのコンテンツ購入の際、チェックアウトの画面に 「Apple Pay」 の選択肢が表示される。これを選ぶと、画面上にQRコードが表示され、iPhoneまたはiPadでスキャンすると、Apple Payの決済シートがデバイス上に表示される。ユーザーはそこから、登録済みのカードを選択し、Face IDまたはTouch IDで認証して決済を完了する。
PlayStationアカウントにクレジットカードを紐付けておきワンポチで決済できる従来の支払い方法と比べると、多少の手間はかかる。しかし、Apple Cardの特典としてPS5のコンテンツを購入をすると「2%」のキャッシュバック「Daily Cash」が付与されることを忘れてはならない。
このApple Pay対応は、まずは米国を含む一部地域から順次展開されている。なお、今回の機能はPS5向けだが、将来的にはソフトウェアアップデートでPlayStation 4も対応する予定だという。
情報ソース
(画像:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)