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PS5の供給不足は少なくとも2022年まで継続見通し。旺盛な需要に半導体など供給不足が重なり

品薄により、購入が難しくなっているPlayStation 5 (以下、PS5)。今後も品薄は継続する見通しで、少なくとも2022年までは現在の状況が続く可能性が高いことがわかった。

米メディアBloombergは現地時間5月10日、ソニーグループ十時裕樹最高財務責任者(CFO)が、PS5の供給不足は2022年まで続く見通しとの認識を示していたことを伝えた。

PS5の供給不足は2022年まで続く見通し

Bloombergによると、4月末に開催されたアナリスト向け説明会にてソニーグループの十時裕樹最高財務責任者(CFO)は、現在のPS5の供給不足について 「今年、PS5の需要が落ち着くとは思えず、来年にもっと多くのデバイスを確保し、もっとPS5を生産したとしても、供給が需要に追いつくことはできないだろう」 と発言し、数年かけて供給体制を整える計画であることを明らかにしたという。

PS5の供給不足は、半導体など世界的デバイスの供給不足に加えて、新型コロナウイルスの感染拡大によって起きた巣篭もり需要の拡大によるものが大きい。21年3月期におけるPS5の販売台数は、前世代機PS4の初年度を上回る780万台となっており、今期の目標販売台数もPS4導入2年目の1480万台に据えている。

なお噂ベースの話ではあるが、ソニーはPS5の新型モデルの投入を計画していると一部の海外メディアおよび国内の噂サイトが報じている。6nmプロセスを採用したプロセッサを搭載するなどにより、製造コストの引き下げなどを行う計画であるとのこと。

この情報が本当かどうかは現時点では不明ながら、ソニーがこれまでに発売した過去コンソールも、初代モデル登場からしばらくすると新型モデルが投入されていたことから、マイナーアップデートモデルに関する何かしらの計画があってもおかしくはないだろう。

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