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「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用モデル」 11月21日に発売。通常モデルに比べて2万円安い55,000円で販売

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は11月12日、PlayStationの最新情報番組「State of Play | 12.11.2025」にて、新モデル「PlayStation 5 デジタル・エディション 日本語専用」を発表した。

発売日は2025年11月21日で、価格は55,000円(税込)。既存のデジタル・エディション(72,980円)よりも約2万円安い設定となる。予約受付は、11月13日午前10時より国内取扱店およびECサイトで開始する。

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日本語限定の「地域特化モデル」が登場。通常モデルに比べて2万円近く安い価格設定に

最大の特徴は、本体言語が日本語のみである点だ。利用できるアカウントも「国・地域」が「日本」に設定されたPlayStation Network(PSN)アカウントに限定される。つまり、日本国内ユーザーの利用に完全に特化した地域専用モデルといえる。

ハードウェア構成は従来のデジタル・エディションとほぼ同等で、ディスクドライブを搭載しないダウンロード専用機。825GBのSSDを内蔵し、日本のPlayStation Storeで購入したPS5およびPS4のタイトルをプレイできる。

さらに、別売りのディスクドライブを追加すれば、パッケージ版のゲームも利用可能だ。本体デザインはマットな質感に刷新され、落ち着いた印象に仕上げている。縦置きスタンドは別売りとなっている。

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日本市場を見据えた“価格戦略”か

この価格設定は、円安や物価高が続くなかで、より手に取りやすい価格帯を意識したものと考えられる。PS5の販売は安定期に入りつつあるが、依然として新規ユーザー層の拡大は課題の一つ。今回の「日本語専用エディション」は、コストを抑えながら国内市場を活性化させる戦略的モデルといえるだろう。

日本語以外の言語や海外アカウントを使ったゲームプレイには制約があるため、グローバルユーザーや多言語派にはやや不向きな側面もあるが、その分コストを徹底的に削ぎ落としたことで、55,000円という価格を実現した点は大きい。成熟市場での再拡張を狙う新たなアプローチとして、「日本語専用モデル」投入の効果が注目される。

(画像提供:ソニー・インタラクティブエンタテインメント)