PS5の｢コミュニティーゲームヘルプ｣が提供開始。ゲーム進行を助けるヘルプ動画をユーザーのプレイから自動生成する新機能

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4月25日、ソニー・インタラクティブエンタテインメントはPlayStation 5向けの最新システムソフトウェアアップデートを配信したと発表した。

同アップデートには、今年3月に発表されていた｢コミュニティーゲームヘルプ｣が含まれており、アップデートを適用することで本機能を利用することが可能だ。

PS5新機能｢コミュニティーゲームヘルプ｣が提供開始へ

｢コミュニティーゲームヘルプ｣は、ゲームの進行を助ける攻略やヒントを、世界のユーザーのプレイから自動生成する機能だ。もし、ゲームのプレイで困ったら、この自動生成動画を視聴することでゲームの進行のヒントにすることができる。

ゲームヘルプ動画の作成は、攻略のコツだけでなく、トロフィーの獲得方法や隠しアイテムのありかなども対象になる。

閲覧するには、対応するゲームにおいてPSボタンを押し、コントロールセンターを開き、｢ヒントがあります｣と書かれたカードにアクセスするだけ。

さらに、｢PlayStation｣アプリから利用することもできるため、ゲーム画面のスペースを取らずにヒントを閲覧できる。利用したヒントに対しては、役に立ったのかどうか評価することもできるという。

ゲームプレイの映像の生成は、参加に同意したユーザーのプレイが参考にされる。ユーザー側で｢コミュニティーゲームヘルプ｣に貢献するかどうか選ぶことができ、有効にした場合はゲームの特定のアクティビティを完了した際に、PS5が自動で映像をキャプチャし、アップロードする。アップロードされた映像はモデレーターによってレビューが行われ、その映像が公開された際にはPS5本体にシステム通知が届く仕組み。ユーザーの手で映像を編集したり、都度アップロードする手間はない。

また、アップロードされるのはゲームプレイの映像のみに限られ、カメラやマイク、パーティチャットの音声は含まれない。ただしゲーム画面に映るオンラインIDやチャット内のメッセージとうは映像に映り込む可能性があるため注意が必要かもしれない。公開された動画は設定から確認することができ、いつでも削除することが可能だという。

なお、キャプチャした映像は、サーバーにアップロードされたのちにPS5本体から削除されるため、本体ストレージを圧迫することはないそうだ。