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3Dモデリングが簡単に作れる 「Project Neo」 ユーザーからの評価は上々、今後はAfter EffectsやAdobe Expressとも連携予定

現地時間10月13日からAdobeは米マイアミで「Adobe MAX 2024」を開催し、「Project Neo」 に関する発表を行った。

「Project Neo」 は、昨年の「Adobe MAX 2023」においてプレビューとして紹介されていたもので、用意されたツールを直感的に使うことで、手軽に3Dモデリングができてしまうサービスだ。

2Dあるいは3Dのデザインをマウスのみで作ることができるため、これまで何時間もかかっていたモデリング作業を、早ければわずか数分で完了させられる。

「Adobe MAX 2024」に先駆け公開されたデモでは、WEBブラウザ上で3Dモデリングの形状を変えたり、新しいモデリングを加えたり、アングルや光源の位置を変更して、あっという間に3Dデザインを制作する様子が紹介された。

「Project Neo」 で作成したデータは、他のチームメンバーやステークホルダーたちとリアルタイムで共同閲覧できる上に、各人が異なる角度から眺めることができるのもユニークなポイント。

ベクター形式 (SVG形式) にして「Adobe Illustrator」に転送したり、Adobeの生成AI「Adobe Firefly」を利用して制作した3Dモデリングを基にさらにリッチなデザインを作成することも可能だ。

「Project Neo」 は昨年の「Adobe MAX 2023」において紹介されてからベータ版が提供されており、すでに62,000人以上のユーザーが利用しているというが、コミュニティからの評価は上々だという。今後は「After Effects」「Adobe Express」といった他サービスとの連携も予定しており、活用の幅が広がることが期待される。

「Project Neo」 は、WEBブラウザで誰でも無料で利用することが可能。アクセスはこちらのリンクから。

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(画像:アドビ)