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【レビュー】Apple Watchの虹色新バンド「プライドエディションウーブンナイロン(2018)」

虹色のApple Watch 用バンドが帰ってきた。Appleは6月4日から年次開発者イベント「WWDC 2018」を開催し、初日の基調講演で新製品を発表した。

その新製品はプライドエディションウーブンナイロン。LGBTQを象徴するレインボーフラッグをイメージして作られたバンドで、昨年のWWDCでも同名の製品が発売されていたが、今年もデザインが変わった新モデルが登場した。

昨年、筆者は初代虹色バンドを紹介したが、今年も新しくなった「プライドエディションウーブンナイロン(2018)」を購入した。実際に身に着けて1日ほど過ごしてみたので、当記事で着け心地等をレポートしておきたいと思う。

【レビュー】Apple Watch用虹色バンド「プライドエディション ウーブンナイロン」をレビュー セクシャルマイノリティの象徴レインボーカラーをモチーフにした新色バンド
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新しいデザインに生まれ変わった「プライドエディションウーブンナイロン」

こちらが「プライドエディションウーブンナイロン(2018)」のパッケージ。他のApple Watch用バンドと同様に白の細長い箱に封入されていて、特別なメッセージカードやステッカーなどは入っていなかった。

左が2017年モデル、右が今回発売された2018年モデル

2018年モデルの「プライドエディションウーブンナイロン」は、バンドデザインが変更されている。白地に6色(赤・オレンジ・黄・黄緑・水色・紫)の縦ストライプがあしらわれており、2017年モデルに比べて可愛らしくポップなデザインになった。使われているカラーの一部も、2017年モデルのものより淡い色が使用されていて、例えば「緑」や「青」はより明るい「黄緑」や「水色」に変化している。

腕に巻いてみた。新モデルは「白」がベースになったからか派手さは薄まり上品な印象に。もちろん、お堅い仕事の場で使うことはできないだろうが、割といろんな服装に合わせられるようになった気がする。服装にさほど厳しくない職場なら、オフィスカジュアルとしても使えるかも。

ウーブンナイロンバンドを使ったことのある方なら分かると思うのだが、糸で作られているとは思えないほどの頑丈な作りをしているのが同シリーズの持ち味。硬すぎず柔らかすぎす、ちょうどいいくらいの質感。500本以上の糸で作られた4層の生地はモノフィラメントで結び付けられ、耐久性に優れているとともに肌触りがとても良い。

繊維素材が使用されている以上、汗や汚れを吸い込みやすいため、運動時や夏の汗ばむ季節に着用するにはあまり向いていないかもしれないが、シリコンバンドなどに比べると通気性もよく、デザインとしても夏など薄着で過ごす季節にとてもよく合うものになっているため、できれば積極的に着用したいところ。

バックル(尾錠枠とつく棒)は昨年と同様にステンレス製。美しい丸みを帯びた一見締まりが緩そうなデザインになっているが、実際に巻いてみるとバンドをガッチリと固定できることが分かる。

遊革もレインボーカラー

上記までの画像は、Apple Watchのステンレススチールモデルに着用した時の画像。昨年以上にApple Watchに良く似合うデザインになっており、普段のファッションの中で使用するのも悪くなさそうだ。

また、LGBTQの方々を意識して作られていることもあって、男性女性(もちろん性的マイノリティ含む)問わず着けられるデザイン性になっている。

ただし筆者は「Apple Watch Series 3」のブラックステンレススチールモデルを持っているのでそちらにも着用してみたのだが、こちらに関してはやや不釣り合いな印象(個人的な感想です)を受けた。

決して合わないわけではないのだが、おそらく最適はステンレススチールモデルやシルバーアルミニウム、ゴールドアルミニウムなどの明るいカラーを採用したApple Watchとのコンビネーションだろうと思えた。

文字盤は新しく追加された「プライド」がオススメ

「プライドエディションウーブンナイロン」が単なる新バンドではないことを簡単に説明しておこう。

冒頭でも触れたように、このバンドはLGBTQを象徴するレインボーフラッグをイメージして作られたもの。LGBTQ文化を讃えるプライドパレードに参加する従業員用に、Appleが初代「プライドエディションウーブンナイロン」を特別に作ったのが始まりで、それを「WWDC 2017」の基調講演直後に一般発売したのが昨年。そしてその1年後の「WWDC 2018」で第2弾となる2018年モデルが誕生した。

この2018年モデルは、昨年モデルと同様に米国のGLSEN、PFLAG、The Trevor Project、Gender Spectrum、The National Center for Transgender Equalityや、国際的に展開するILGAなどのLGBTQ支援団体に購入金額の一部が寄付される仕組みになっている。つまり、このバンドを買うことで間接的にLGBTQの方々を支援することができるというわけだ。

デザイン的に普段のファッションアイテムとして使うことができる傍で、同時にこういった団体を支援できるとても意義のあるバンド。自身が性的マイノリティーである方はもちろん、そうでない方もLGBTQの方々を支援するために購入してみてもいいのではないだろうか。

「プライドエディション ウーブンナイロン」は、Apple公式サイトもしくはApple Storeで購入することができる。価格は5,800円(税別)。

ちなみに今回筆者が購入したのは42mmモデル用のもの。Apple Watchにはサイズによって2種類のバンドが存在し、筆者が持っているApple Watchはケースサイズが42mmだ。38mmモデルのApple Watchをお持ちの方は、そちらを間違えずにお選びいただきたい。

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