Apple傘下のオーディオブランド 「Beats by Dre. Dre」 は、同社の完全ワイヤレスイヤホン 「Powerbeats Pro」 の販売を終了したことが分かった。米Apple系メディアMacRumorsが伝えた。
Apple公式サイトおよびBeatsの公式サイトの 「Powerbeats Pro」 の商品ページが削除されており、購入することができなくなっている。
Powerbeats Proが購入できなくなっていることが判明。ただし来年には新型モデルが投入予定
Powerbeats Proは、2019年5月にBeatsが開発した完全ワイヤレスイヤホン。「Powerbeats 3 Wireless」 の実質的後継モデルとして登場した。
AirPods (第2世代) やAirPods Pro (第1世代) にも搭載されていた、Apple独自開発のチップセット 「H1チップ」 が内蔵され、iPhoneやMacなどのApple製品とのスムーズな接続が可能だった。さらに、イヤーフックや防水機能が用意されるなどAirPodsにない特徴もあり、どちらかというとスポーツ向けモデルとして販売されていた。
サイレントに販売が終了した「Powerbeats Pro」だが、来年には後継機である「Powerbeats Pro 2」の発売が予定されている。これは、今年9月にBeatsの公式Xアカウントが予告していたもので、日本人メジャーリーガーの大谷翔平選手が同イヤホンを装着した様子のティザー映像を公開している。
ティザー映像を確認するかぎり、「Powerbeats Pro 2」はイヤーフックやパッドの部分がよりスマートなデザインへと変化するなど、初代モデルから大きくデザインを変えることが予想される。
また、前述のとおり初代Powebeats Proは 「H1チップ」 によってAppleデバイスとの連携がスムーズだったが、ここ数年に発売したBeats製品はAppleデバイスのみに留まらず、AndroidやWindowsといった様々なデバイスとの連携がスムーズに行えることから、「Powerbeats Pro 2」も同様の特徴を持っているのではないだろうか。
「Powerbeats Pro 2」に関する詳細は現状明らかになっていることは少ない。今後の続報に期待したい。
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(画像:Apple)