8月8日、楽天は都内で2019年度第2四半期決算説明会を実施し、同説明会内で今年10月1日から提供開始を予定している携帯電話事業の展開方針を明らかにした。
三木谷浩史会長兼社長によると、当初は利用者数や機能を限定したスモールローンチでサービスを開始するという。その後、サービスは3段階的に規模を大きくする予定で、11~12月にはインターネットを通じて広くユーザーから申し込みを受け付け、最終的には実店舗でも申し込みを受け付ける。
サービス提供が段階的になる理由として、楽天はネットワークの安定性の確認の必要性などを挙げている。楽天は携帯電話事業にクラウド技術を使ってコストを抑える世界初の試みを行っている。
ちなみに楽天の携帯電話事業の具体的な料金プランやキャンペーンなどについては現時点では発表されていないが、同社のキャリア事業に関しては9月上旬に何かしらの発表が用意されているとのこと。料金プランなどの詳細は同時期には明らかになるかもしれない。