Apple、「Apple Card」 「Apple Cash」 の商標登録を日本で出願 日本でのサービス開始に一歩前進?

Appleのティム・クックCEOは、現地時間7月30日に実施された決算報告で、Apple独自のクレジットカード 「Apple Card」 を2019年8月にサービス開始予定であることを明らかにした。

現時点では米国でのサービス開始のみがアナウンスされているApple Cardだが、Appleは日本でのサービス開始も視野に入れているのかもしれない。

8月4日、Appleが 「Apple Card」 「Apple Cash」 という商標を特許庁に出願したことが明らかになった。最新の公開商標公報に掲載されている全商標登録出願の概要を速報で伝えているTwitterアカウント 「商標速報bot(@trademark_bot)」 がツイートしている。

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Apple CardとApple Cashの日本でのローンチに向けた準備か

「Apple Card」 は、AppleがGoldman Sachs (ゴールドマン・サックス) と共同で発行するクレジットカード。

iPhoneの 「Wallet」 アプリと連携させて管理することが可能で、年会費・決済手数料・延滞手数料はなし。物理式カードはチタン製で、カード番号やCVVセキュリティコードなどは一切印字されない。

還元率はApple Payを経由して通常の買い物をした時は2%、Apple Storeでの買い物は3% 。物理式カードを使って、Apple Payを経由せずに買い物をした時の還元率は1%となっている。

Appleがもう一つ出願したのは 「Apple Cash」 。こちらはApple Payもしくは個人間送金機能に利用できるデジタル上の残高のこと(旧名:Apple Pay Cash) 。

「Apple Cash」 の残高はWalletアプリにある 「Apple Cashカード」 から確認したり、追加することができる。Apple Cashの残高を銀行に送金することも可能だ。

「Apple Card」 「Apple Cash」 という商標に関しては、まだ現時点では特許庁に商標が出願された段階であり、審査を受けて正式に登録されたものではない。Appleが 「Apple Card」 「Apple Cash」 の登録を先に済ませておいて、他の企業や特定の個人に商標を取られないようにしている可能性もある。

上記の理由から、商標が登録されたからといってすぐにこれらのサービスが開始されるとは限らないが、少なくともAppleは日本でのローンチを検討している可能性がありそうだ。

ちなみに、Appleはこれまでにカナダや欧州、中国や香港で 「Apple Card」 の商標登録を行ったことが判明しており、このうちのカナダについては早くて来年以降のローンチになると予想されている。

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