次期iPhoneの名称は「iPhone XS / XS Plus / X C」か〜発表直前になって情報が錯綜　パッケージラベルも流出

Appleは今週12日（日本時間13日午前2時）に、3つの新型iPhoneを発表する予定だが、発表間近になってこれらの名称に関して情報が錯綜しはじめた。

最上位モデルはiPhone XS Plusに？

これまでの報道では、5.8インチの有機ELディスプレイを搭載したモデルは「iPhone XS」、6.5インチの有機ELディスプレイを搭載したモデルは「iPhone XS Max」あるいは「iPhone XS Plus」、そして6.1インチの液晶を搭載したモデルは「iPhone 9」あるいは「iPhone Xr」「iPhone XI」などと呼ばれることが予想されてきた。

しかし、これらの報道とは異なる名称が登場してきた。盖乐世周维によると、それぞれのモデルは「iPhone XS」「iPhone XS Plus」「iPhone X C」になるとのこと。価格は「iPhone XS」が7388元（約12万円）、「iPhone XS Plus」が8388元（約13万6千円）、「iPhone X C」が5888元（約9万5千円）。「iPhone XS」と「iPhone XS Plus」に関してはデュアルSIM仕様になっており、「iPhone X C」のみシングルSIMになる。

これらの名称はChina Mobileの社内会議において使われていたという。これまでの情報源から伝えられてきた名称よりは、とてもAppleらしいネーミングとなっており、筆者としても「iPhone XS Max」よりも可能性が高いと思っている。ただし、China MobileがAppleからの情報をもとに会議を行なっていたのかどうかは分かっていない。

モデル	名前の候補
5.8インチOLEDモデル	iPhone XS / iPhone Xs
6.5インチOLEDモデル	iPhone XS Plus / iPhone Xs Plus iPhone XS Max / iPhone Xs Max
6.1インチ液晶モデルモデル	iPhone X C / iPhone Xc iPhone Xr / iPhone 9 / iPhone XI

これまで出てきた情報をまとめてみた。情報が錯綜している。

※「iPhone X」のあとの「S」や「C」は小文字になる可能性があるが、一部では大文字表記になることを予想しているメディアも多いため、同記事では便宜的に「iPhone XS」や「iPhone X C」といった表記をとっている。

パッケージのラベルもリーク

ちなみに、「iPhone XS」という名称に関してはほぼ確実と考えて良さそうだ。これまで多数のリーク情報を掲載してきた/Leaksによると、5.8インチ有機ELディスプレイモデルのパッケージラベルがリークしたとのこと。

以下がそのラベル。「iPhone Xs」と書かれており、このラベルが本物であれば5.8インチ有機ELディスプレイモデルの名称は「iPhone Xs」であることが確定する。

ただし、「EarPods with Lightning Connector,Lightning to USB Cable and USB Power Adapter」というこれまでと同じ表記があることも確認できる。新型iPhoneには「USB-C – Lightningケーブル」と新型のUSB-C充電器が同梱されると噂されてきたが、このパッケージだとそれが本当かどうかがわからない。

「USB-C – Lightningケーブル」は、USB-PD対応充電器と接続することでiPhoneを急速充電することができるケーブルだ。また、Appleは新型USB-C充電器を用意しているとみられていて、これが初めて同梱される見通し。これまではLightning – USBケーブルとApple 5W USB電源アダプタが同梱されてきたが、これからはデフォルトでUSB-PDによる急速充電が利用できるようになると現状ではみられている。