動画配信大手のNetflixは、同サービスの利用料金を値上げすることを発表した。新料金は従来よりも最大350円値上げされる。
ベーシックプランは150円値上げされて月額800円に、そしてHD画質が利用できるスタンダードプランは250円値上げされた月額1,200円に、UHD 4K画質が利用できる最上プランのプレミアムプランは350円値上げされた月額1,800円となっている。従来の料金プランと新料金プランは以下の通り。
プラン名 | 旧価格 | 新価格 | 値上げ額 |
---|---|---|---|
ベーシック | 650円 | 800円 | 150円 |
スタンダード | 950円 | 1,200円 | 250円 |
プレミアム | 1,450円 | 1,800円 | 350円 |
新料金への移行は新規加入者向けにはすでに実施されており、従来価格で加入することはできなくなっている。また、すでに加入しているユーザーに関しては、今後メールやサービス上での通知が実施され、その次の支払い(9月分)から新料金が適用されるとのことだ。ただし、NetflixがKDDIと共同で提供している「auフラットプラン25 Netflixパック」がどうなるのかは今の所わかっていない。
Netflixの料金値上げについてはすでに海外で実施されており、これを受けて日本でも値上げされる可能性が以前から指摘されていた。日本でのサービス展開が浸透してきたこと、そして国内の他サービスでは視聴できないオリジナル番組が充実し始めたことなどが理由で、Netflixは今回の値上げに踏み切ったものとみられる。
ちなみに、昨年10月に値上げが発表された米国では最も安いプランでも7.99ドル(約880円)値上げされていた。海外に比べたら値上げ額は少なかった模様だが、スタンダードプランが月額1,000円を超えることもあり、今後もNetflixを利用するかどうかはユーザーによって分かれることになりそうだ。
[via BusinessInsider JAPAN/ AV Watch]