MacBook Proに続き、新型iPadも近いうちに登場か。
ユーラシア経済委員会(EEC:Eurasian Economic Commission)に、複数の未発表のApple製品が登録されたことが確認された。これによって近日中に新型デバイスが発表され、販売が開始される可能性がある。
仏メディアConsomacによると、Appleは新たに新型iPadとみられるデバイスを登録しているとのこと。さらに、新型iPhoneに関する登録情報が変更されていることも判明している。
新型iPadが近日中に登場?
新たに発見された製品ナンバーは「A1980」「A1895」の2つで、これらは新型iPadのものとみられている。新型iPadと聞くと、噂のFace IDを搭載したベゼルレス「iPad Pro」を想像してしまうが、この2つの製品ナンバーがどのiPadを示しているのかは現時点では不明だ。
新型iPadに関しては、先日も5つの新型iPadと思われる製品ナンバーがユーラシア経済委員会に登録されていることが報じられていた。この5つのiPadは「iOS 11」が動作すると記載されていたが、今回新たに登録された2つのiPadも「iOS 11」が動作すると記載されていることから、これら7つのiPadが「iOS 12」のリリース前に投入される可能性がある。
さらに言うと、新型iPhoneの発売は「iOS 12」と同時期と予想されていることから、新型iPadは新型iPhoneよりも先にリリースされる可能性があるということだ。
新型iPhoneは「iOS 12」が動作
また、Consomacは今年4月に登録されていた新型iPhoneと思われる11の製品の情報に変更があったことも伝えている。以前はこれらの製品で「iOS 11」が動作すると記載されていたものが、今回は「iOS 12」に変更になっていたとのこと。
これにより、登録されていた11の新型iPhoneは「iOS 12」リリース後に発売される可能性が濃厚となった。つまり、新型iPhoneは例年通り今秋に発表されるものとみられている。
ユーラシア経済委員会に登録された製品は、その後数カ月以内に発表・発売される可能性が高い。今月5日には、「macOS High Sierra」が動作する新型「MacBook Pro」や「MacBook」と思われる端末が同委員会に登録されていたことが報じられていたが、やはりその1週間後の12日に新型「MacBook Pro」が登場している。
もし「iOS 11」が動作する新型iPadが登場するなら、Face IDを搭載した新型「iPad Pro」ではなく、そのほかのモデルという可能性も考えられるが、現時点ではほとんど情報がないため、今後何かしらの新しい情報が出てくるのを待つしかなさそうだ。