次期iPhoneに関する情報が徐々に増えてきている。
現地時間10日、米Forbesは次期iPhoneのものとみられるCAD画像を公開した。今秋登場する3つのiPhoneのうち、2種類の本体デザインを確認することができる。
CAD図面から分かる次期iPhoneのデザイン、サイズ感
以下が公開されたCAD画像。Appleは今年3つの新型iPhoneを投入すると言われているが、今回の図面は、そのうちの最上位モデルとされる6.5インチモデルと低価格モデルとされる6.1インチモデルのものだ。
「iPhone X Plus」と噂の大型モデル
まずは、6.5インチモデルから。図面の数字を参考にすると、本体サイズは高さ157.2026mm×幅77.0944mm。これは現行の5.5インチモデル(iPhone 8 Plus)に比べて僅かに小さくなっていることがわかる。つまり、本体サイズはやや小さくなりながら、画面の大型化が行われるということだ。
画面上部のノッチ(切り欠き)は、現行の「iPhone X」のようなデザインになる模様。また、背面にはデュアルレンズカメラを搭載する。一見すると三つのカメラが搭載されているように見えるが、真ん中の穴はおそらく現行モデルと同じくLEDライトになっていることが予想される。
そして、次は6.1インチモデルについて。こちらは上位機種とは違い、有機ELディスプレイではなく液晶ディスプレイを搭載することでコストカットし、低価格モデルとしてリリースされることが予想されているが、図面によると本体サイズは高さ147.1169mm×幅71.5179mm。以前からの予測通り「iPhone X」よりもやや大きなモデルになっているようだ。
背面はシングルカメラが搭載。デュアルレンズカメラの代わりに大きなカメラホールが用意されているのが確認できる。
ちなみに、今回の情報はサードパーティメーカーのGhostekから入手したとされている。このCAD図面が本物かどうかは定かではないが、少なくとも今までの情報とおおむね一致していることから、新型iPhoneをイメージするには最適ではないだろうか。