NTTドコモは、今年5月に新料金プランの提供を開始する予定であることがわかった。NHKニュースが報じた。
ドコモが計画している新料金プランは、使ったデータ通信量に応じて自動的に料金が決まるもの。これまでは月々の料金が予め決められている「定額制プラン」が主だったが、同プランだけではデータ通信を使わない月も一定の料金を支払う必要があり、無駄が多かった。しかし、新プランを導入することで実際に使ったデータ通信量が少ない場合に支払う料金を安く抑えることが可能になる。
データ通信量は1GB、3GB、5GB、20GB(上限)の4段階で設定され、実際の利用量に応じて料金が変動する仕組み。すでにKDDI(au)も「ピタットプラン」という似た料金プランの提供を開始しており、これに対抗する形になるとみられる。
また先日、総務省で開催された「モバイル市場の公正競争促進に関する検討会」でユーザーの利用実態に合った料金プランの提供を求められていたことから、これらに応える形でもあるとみられる。
NTTドコモ、「ベーシックパック」「ベーシックシェアパック」を発表 5月25日から受付開始
4月27日、NTTドコモは新料金プラン「ベーシックパック」と「ベーシックシェアパック」を発表した。 これらの新料金プランは、利用したデータ通信量に応じて4段階の定額制料金が自動的に適用されるというもの。同プランを利用すれば、家族3人なら一人...