プレイステーションの名作「クラッシュ・バンディクー」がニンテンドースイッチ向けにもリリース決定。
3月9日、任天堂は新作タイトルの情報を発信するためのプレゼンテーション番組「ニンテンドーダイレクト 3.9(Nintendo Direct 2018.3.9)」を放送し、ニンテンドースイッチ向けタイトルの「マリオテニス エース」「大乱闘スマッシュブラザーズ(仮称)」など多数の新作タイトルに関する新情報を公開しているが、同時に「クラッシュ・バンディクー」最新作がニンテンドースイッチ向けにリリースされることが明らかにされている。
クラッシュ・バンディクー最新作がニンテンドースイッチに移植
移植が決定したのは、PlayStation4向けにリリースされた「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」。
同作は過去に発売した「クラッシュ・バンディクー」「クラッシュ・バンディクー2 〜コルテックスの逆襲!〜 」「クラッシュ・バンディクー3 〜ブッとび!世界一周〜 」の3タイトルを詰め込んだリメイク作品となっており、高画質でクラッシュの世界を楽しむことができる。
「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」のニンテンドースイッチ版に関しては詳細が明らかになっていないが、PlayStation4版に関してはオリジナルのマップデザインやテクスチャをPS時代から再構成したことを開発陣が明かしている。PBR(物理ベースのレンダリング)エンジンの導入により、リアルタイムでの演算が可能になっているため、画質がよりリアルで自然になったことで、以前とは全く違う作品のように楽しめるようになっている。
またサウンドトラックも再度作り直している。当時はPlayStationの処理能力を考慮して制作されたこともあり、音質はさほどよくはなかったが、「PlayStation 4」ではより多くのリソースを利用できるため、ゲーム内サウンドはより高音質に。そのため、元々の音源を忠実に再現し、より迫力のある音楽へと昇華させることができたようだ。
また、当時存在しなかったオートセーブ機能やタイムトライアル機能なども新規実装されている。これらの機能は、おそらくニンテンドースイッチでも利用できるものと予想される。
「クラッシュ・バンディクー ブッとび3段もり!」は2018年内に発売予定。価格等の詳細はまだ発表されていない。