先日、Appleが買収を発表した音楽認識アプリ「Shazam」。買収発表後、初となるアップデートが本日12月20日に実施されているが、便利な機能を新しく実装しているので詳しく紹介したい。
今回実施されたアップデートで、「Shazam」はバージョン11.6.0にバージョンアップし、オフライン時に聴いた楽曲を検索しやすくするオフラインモードの機能拡張を行なっている。
以下が公開されたリリースノート。
バージョン 11.6.0 の新機能
オフラインの時もShazamし続けましょう!音楽が流れていてもWiFiに接続されていない場合は、大きな青いボタンをタップしてください。オンラインに戻り次第、曲名をお知らせします。お知らせ後、曲はマイShazamで確認できます。
Shazamした曲を安全に保存し、デバイス間で同期できることをお忘れなく。アカウントを作成するだけでShazamした曲がバックアップされるため、情報が消えることはありません。
「Shazam」はこれまで、オフラインで音楽を聴かせた際、録音した音源をデバイス内に保存しておき、オンライン環境で再度アプリを開いたときに保存しておいたデータから音楽を探す機能が実装されていた。
しかし、今回のアップデートでオフライン機能はさらに進化を遂げ、デバイスがオンラインになった段階で、アプリを開かなくとも保存しておいた音楽データから自動的に楽曲を検索することが可能に。楽曲名が見つかったら通知が届くため、わざわざShazamアプリを開く手間がなくなった。
Appleが買収してから、Shazamがどのように進化していくのか、またiOSにどのように活用されていくのかは一切明かされていないが、今回、アップデートも行われたようにShazamの機能拡張はこれまで通りに実施される予定のようだ。