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楽天とビックカメラ、二社共同でネット通販事業を展開へ。ヨドバシ対抗が狙い

[ img via jun560 ]

国内で巨大通販サイトへ成長したAmazonと、全商品即日配達サービスで人気のヨドバシ.comに対抗する新しい通販サイトが誕生する。

IT大手の楽天と、家電量販大手の「ビックカメラ」は、共同で新会社を設立し、ネット通販事業を行う方針であることを発表した。

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楽天とビックカメラが連携し、「楽天ビック」として運営

ビックカメラはこれまで独自の通販サイト「ビックカメラ.com」を運営、他にも楽天市場向けに「ビックカメラ楽天市場店」を出店していたが、この「ビックカメラ楽天市場店」を楽天と連携することで「楽天ビック」として運営する予定。

これまでどおり、ビックカメラの商品を取り扱うだけでなく、両社間で開発した独自商品を提供する機会もあるのだとか。

「楽天ビック」は楽天市場内に出店されるため、楽天スーパーポイントを利用することが可能だが、今回の連携に伴いビックカメラ実店舗でも楽天スーパーポイントを利用できるようにする。購入した商品に対してポイントが付与されたり、貯まったポイントを利用して商品を購入することが可能だ。

また、「楽天ビック」で購入した商品を実店舗で受け取り可能にするなど、即日受取サービスも視野に入れているとのこと。ヨドバシカメラやAmazonに対抗するため、即日配送サービスも拡充予定。現在「ビックカメラ.com」が提供している都内23区内の即日配送エリアをより広範囲に広げる考え。

二社の連携はまだ始まったばかりで、今後複数の協議を経て、サービスの提供を決めていくとのこと。新会社の設立は来年2月、サービス開始時期は4月頃を目指している。