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米ディズニー、21世紀フォックスの一部資産買収で合意 来週にも正式発表か

[ img via Logoprof ]

米メディア大手ウォルト・ディズニーが、21世紀フォックスの一部資産買収で合意したことがCNBCの報道でわかった。買収に関する会談はすでに契約段階に到達しており、来週早々に買収が発表される可能性があるという。買収額は、600億ドル以上になるとみられる。

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早ければ来週にも買収が発表される見通し

21世紀フォックスが売却する資産は、同社の持つ映画・テレビ制作スタジオなどで傘下の20世紀フォックスも含まれるが、ニュース及びビジネスニュース部門とFoxスポーツ部門などに関しては手放す予定はないとのこと。

21世紀フォックスとディズニーの買収協議は、2017年11月初旬に一度開始されたものの、両者が金額面で折り合わなかったことから協議は中断。再開の可能性もあると報じられていたが、その1ヶ月後の今月初旬に両者は正式合意に至ったようだ。

21世紀フォックスは今回の資産売却によって、ニュースとスポーツメディア事業に集中する。対して、ディズニーはAmazonやNetflix、Huluなどといった定額制の動画配信サービスに対抗するため、独自の動画配信サービスの提供を検討している。今回の買収でディズニーはフォックスの持つコンテンツを取得することができるため、これらを自社の配信サービスで提供することになるのかもしれない。

ちなみに、フォックスが保有しているコンテンツは「スター・ウォーズ」シリーズや「X-MEN」シリーズ、「ファンタスティックフォー」や「プレデター」「ホームアローン」などの人気タイトルが多数。今後、動画配信サービスの競争が激化することは、ほぼ確実と考えていいだろう。