Appleはタブレット市場における現在のシェアを維持するため、廉価版のiPadを用意している可能性がある。
サプライヤーからの情報によると、Appleは9.7インチiPadの廉価モデルを2018年に発売することを検討しており、既存製品(第5世代iPad)から70ドル(約7,000円)安い価格で販売する予定であるという。
Appleは今年3月、「iPad(第5世代)」を発売した。同製品は、「iPad Air 2」とほぼ同じデザインが採用されているが、「A9」プロセッサを搭載した関係で「iPad Air 2」より処理性能が向上した。この廉価版とも言える「iPad(第5世代)」は安価にタブレットを買いたいユーザーにとって魅力的な端末だったわけだが、Appleは同端末よりも安いタブレットを投入し、タブレット市場で優位に立つことが目的とみられる。
DigiTimesによると、同製品の価格は249ドル(約2.8万円)程度になるとみられ、37,800円の「iPad(第5世代)」に比べて大幅に安くなる可能性がある。
これを伝えた情報筋からの話によると、同製品の生産はCompal Electronicsであるというが、Appleを含めた関係企業はこの件に関してコメントを拒否しているという。
[ via MacRumors ]