今まで定規やコンベックスメジャーを使って測っていたものを、これからはスマートペンで測った距離をスマートフォンに記録する時代に?
Misfitの開発チームが設立したInstruMMentsが少しユニークなガジェット「
何でも測ることができ、計測データはアプリに保存
「
計測された距離データはスマートフォン(専用アプリ、iOS版/Android版)に記録することができ、後から見返すことが可能。単位もミリメートルやセンチメートル、インチ、ヤード、フィートなど複数単位に対応しているため、わざわざ単位を変換する必要はなし。
データは「幅」や「高さ」「深さ」に分けて計測することが可能。そのほか「縦」「横」「半径」などカスタマイズすることができる。もし地図上の距離を計測するなら、「長さ」「半径」などを活用するといいかもしれない。
計測し終わった最終データは、名前をつけて保存しておくことができる。さらに、メモや写真を追加することで後から見たときに何のデータを記録したのかを忘れることを防ぐことができる。
ペン先には本物のボールペンが用意されているので、計測したデータを紙ベースで残すことも可能。普段の仕事で文房具として使いつつ、距離を測るときには逆に持って、先端をコロコロと転がす、といった使い方が基本になりそうだ。
ちなみに、ボールペンの書き心地は高級ボールペンのように滑らか。握り心地も普通のペンのような感じなので、スラスラと書けてとてもいい感じ。デジタルガジェットとしてだけではなく、文房具としても気分良く使うことができるだろう。
「InstruMMents 01+Pen」の真価を発揮する場面は、主に定規やメジャーで測ることのできない場所での距離の計測、または複数の距離データを次々と記録したいとき。例えば地図などでカーブの距離を計測するときや、円形のものの外周を測るときなどに便利そう。
また、IKEAなどに家具を買いに行くときなど、事前に家具を置くスペースをデータとして残しておくことで、サイズを間違う危険性を減らすことができる。しかも、IKEAに行くときに、「InstruMMents 01+Pen」を胸ポケットなどに入れて行くことで、部屋の広さと家具のサイズを比較することもできるので、最適な家具を見つけることができるかもしれない。
使ってみた感想はこんな感じ。「生活に必須なデバイスではないものの、あると便利」という印象。最近はスマートフォンと接続するタイプのガジェットが多くなっているが、アナログをデジタルに置き変える数少ない製品だと思うので、個人的には結構魅力的に映った。
しかし、同製品には若干の問題も感じている。それは、定期的に電池交換の必要があるということ。
ペンと一体型になっている製品なので、製品内部はスペースが限られる。そのため、同製品の専用の電池を入れる必要がある。
電池は最大6か月保つようになっているが、半年以降は交換用の電池を購入する必要があり、公式サイトから購入が可能。価格は2,243円(3個入り)。定期的に電池交換のコストがかかることを頭に入れて使うべきだろう。
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