以前、任天堂の人気ビデオゲーム「スーパーマリオブラザーズ」が日本やハリウッドで実写映画化を果たした。これらの映画が面白かったかどうかは兎にも角にもだが、しかし今度はアニメ映画化の話が出ているようだ。
The Wall Street Journalによると、任天堂と米大手アニメ映画制作会社Illumination Entertainment(イルミネーションエンターテインメント)は「スーパーマリオブラザーズ」のアニメ映画化で契約を結んだことが明らかに。
同社と任天堂は、2015年にアトラクションを共に開発したことがあり、その際に両社の絆が深まったとのこと。Illumination Entertainmentは、これまで「ミニオンズ」や「ペット」「シング」など多数のヒット3DCGアニメ映画を製作した実績があり、スーパーマリオの3Dアニメ映画にも期待が持てそうだ。
WSJによると、任天堂は1993年以降、テレビや映画など映像化に関するビジネス展開は行っていない。また、大手スタジオが結ぶライセンス契約としては数年ぶりの大型案件となるようだ。
両社の交渉には任天堂の宮本茂氏が関わっており、同氏は映画プロデューサーにとして参加するとWSJは伝えている。
任天堂やIllumination Entertainmentの広報は、コメントを控えているとのことだが、マリオやルイージといった世界的人気キャラクターが銀幕に戻ることができるのか、注目が集まる。