11月3日、待ちに待った「iPhone X」が発売した。早速、当ブログでは「iPhone X」の開封レビューをお届けしたが、開封後は端末を保護するために事前に買っておいた保護フィルムと保護ケースを装着した。
いくつか保護ケースは試してみたが、個人的には「Spigen ウルトラ・ハイブリッド」が気に入ったので、当記事では「ウルトラ・ハイブリッド」を簡単に紹介しようと思う。
「iPhone X」の見た目を損なわずしっかりガード
今回、筆者が試したiPhone X用保護ケース「ウルトラ・ハイブリッド」は、iPhoneの見た目を損なうことなく使えるクリアケース。
ゴムのように柔らかい素材だが高い保護性能を発揮するTPU素材をバンパーに、耐熱性と柔軟性を併せ持つプラスチック素材ポリカーボネートを背面パネルに使用した二重構造(ハイブリッド)の保護ケースだ。
一見すると普通のクリアケースのように見えるかもしれないが、「Spigen ウルトラ・ハイブリッド」のすごいところは、落下時の衝撃を吸収する設計になっているという点。
ケースの各コーナー内側部分に、落下時の衝撃を吸収するためのエアクッションが配置されているため、ケース内側への衝撃を最小限に抑えることができる。実際に触ってみると分かるのだが、四隅はかなり丈夫な作りをしており、大事な端末を保護するには最適なケースだと言える。
同ケースを装着した状態での握り心地はかなり快適だ。TPU素材であることから、ある程度のグリップ力があり、iPhoneが指をすり抜けて落下するのを防ぐのに役立つ。
ちなみに、同ケースは装着したままでもワイヤレス充電に対応する。また、「iPhone 7」のジェットブラックモデルの時のように、ケースがピッタリ張り付いて滲む現象が発生することもない。
「iPhone X」は多機能で、とても高い性能を持っているわけだが、その代わりに故障した時の修理費がとても高いというデメリットがある。
Appleが公開しているサポート情報「iPhoneの修理サービス料金」によると、「iPhone X」の修理費用は画面割れが31,800円、そのほかの損傷にかかる修理費用が60,800円とかなり高額。
また、「AppleCare+ for iPhone X」(22,800円+税)に加入している場合に関しては、過失や事故による損傷が保証対象(最大2回)となり、画面割れが3,400円、その他の損傷にかかる修理費用は11,800円かかる。
当然、iPhoneを地面に落としたりしなければ壊れるわけもないが、何かの拍子に落としてしまった時には上記の修理費用がかかってしまう可能性がある。しかし、わずか1,600円ほどの「Spigen ウルトラ・ハイブリッド」を装着するだけで、iPhoneを落下からの衝撃から守ることができ、液晶や背面のガラス割れを防ぐことができるならば、決して高い買い物でもないだろう。
もちろん、すべての衝撃を吸収できるわけでもないと思うのだが、もし自身の端末を長く、綺麗に保ちたいなら保護ケースの装着をお勧めしたい。その選択肢の中に、今回紹介したiPhoneの見た目を損なわずに使える「ウルトラ・ハイブリッド」、いかがだろうか。