「iOS 11」や「watchOS 4」で実装されると言われていた個人間送金機能「Apple Pay Cash」は、諸事情によりリリースが遅れていることがアナウンスされていた。
一時は公式サイトの「Apple Watch Series 1」のページに、リリースが10月下旬になることが記載されていたようだが、どうやら実装はもう少し遅くなる可能性が浮上してきた。
9to5Macによると、開発者のGuilherme Rambo氏が「watchOS 4.1 GM」のリリースノートを入手。同リリースノートには新しく「ラジオ」アプリが追加されることや、Siriの機能が強化される旨が記載されていたが、「Apple Pay Cash」に関する記載はなかったとのこと。
watchOS 4.1 GM release notes pic.twitter.com/1iUZh9CdaK
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年10月25日
Guilherme Rambo氏が入手したリリースノートの内容を日本語すると以下のとおりだ。
- 「Apple Watch Series 3」で、「Apple Music」もしくは「iCloud Music Library」でのストリーミング音楽再生が利用できるように
- 「Apple Watch Series 3」に新しく追加される「ラジオ」アプリで、Beats 1、custom stations、expert-curated stationsが聴けるように
- Siriを利用して曲、プレイリスト、アルバムの検索や再生ができるように
- GymKitに対応したトレッドミル、エリプティカル・トレーナー、踏み台昇降マシン、インドアバイクでトレーニングした距離やペース、エネルギーなどのデータを同期できるように
- 「Apple Watch Series 3(GPS + Cellularモデル)」のコントロールセンターにWi-Fiネットワークから切断する機能を追加
- 「Apple Watch Series 1」以降の端末で、機能が有効になっていない状態で心拍数の通知が行われる問題を修正
- 一部のユーザーでスタンドのリマインダーが通知されない問題を修正
- 一部のユーザーでスタンドの時間を表すインジケーターが表示されない問題を修正
- サイレントアラームが触覚フィードバックでの通知を行わない問題を修正
- 地域によって「Apple Watch (第1世代)」の充電が妨げられる問題を修正
- 日の出と日の入りのコンプリケーションがたまに表示されない不具合を修正
- 北京語を中国語の標準言語として復元