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「macOS High Sierra 10.13」、iMessageに関する不具合が存在 iOS版に比べてメッセージが遅れて届くなど

AppleInsiderによると、先月リリースされた「macOS High Sierra 10.13」の「iMessage」には、ある不具合が存在することが判明した。

不具合の内容は、メッセージが通常より遅れて届くというもの。iPhoneやApple Watchなどと比較すると、最大で数十分近く遅れることもあるという。

同問題はすでにサポートコミュニティなどで報告されているものの、先日の最新アップデートでも解決できていない。AppleInsiderによれば、「メッセージ」アプリを常時起動しておくことでメッセージの受信をいくらか早めることができるとしているが、それでも遅れて届く状況は変わらないという。

残念ながら、同不具合が発生している原因は不明とされている。しかし、開発者らの推測では、Appleが今後のアップデートで導入予定の「Message in iCloud」機能が関連しているのではないかとのこと。

「Message in iCloud」は複数のデバイス間でメッセージスレッドを同期させる機能で、Appleは「WWDC 2017」で同機能を発表していたが、先日リリースした「macOS High Sierra 10.13」では実装に至っていない。同機能が正式にリリースされる頃には、報告されているiMessageの不具合が解消される可能性はあるが、現時点ではそれも定かではない。

実際に使っている方はご存知かと思うが、「macOS High Sierra 10.13」については、例年に比べて不具合が多い印象。これらの不具合を回避するには、旧世代のmacOSに戻すしかないのが現状となっている。Appleには早期に不具合を解消していただきたいところ。

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現地時間9月25日(日本時間9月26日午前2時頃)に、Appleは「macOS 10.13 High Sierra」を一般ユーザー向けに正式リリースした。 同OSは、今年6月に開発者向けに開催された「WWDC 2017」で発表されている通り...

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