現在、「iOS 11」をインストールした端末において、「GarageBand」アプリが起動できない、もしくは正しく動作しない不具合が一部ユーザーで発生していることがわかった。
この問題については、Appleはすでに不具合の存在を認識しており、修正に向けて動いているとのこと。さらに、同社は公式サイトにサポートドキュメントを公開しており、ユーザーに対して不具合に対する対処法を公開している。
サポートドキュメントによると、iPhone、iPadまたはiPod touchを「iOS 11」にアップデート後、もし「GarageBand」アプリが開かなくなった場合は、「設定」アプリの上部に表示される自身の「Apple ID」をタップ、この中から[iCloud]の項目を選択し、「GarageBand」をオフにすることで一時的に解消することが可能であるとのこと。
ただし、このiCloud機能をオフにすることで「GarageBand」アプリを起動することは可能になるものの、それと同時に新しく作成した楽曲はローカル内に保存されるほか、iCloudドライブに保存した楽曲データにアクセスすることができなくなるため、これまで通りに使うには「GarageBand」の不具合が直るのを待つしかないだろう。
冒頭でもお伝えした通り、Appleは同問題を認識しており、現在不具合の修正に向けて動いている。
[ via AppleInsider ]