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Googleの新型スマホ「Pixel 2 / 2 XL」には「eSIM」が搭載されている

本日、Googleは新製品発表イベントで新型スマートフォン「Pixel 2」「Pixel 2 XL」を発表している。同端末はカメラ性能や処理性能など多くの点で従来モデルから進化していることが判明しているが、これらの端末にはひとつ面白い仕組みが搭載されていることが判明した。

Googleはイベント開催後、「Pixel 2」と「Pixel 2 XL」の技術仕様を公開した。この技術仕様を確認したところ、「無線と位置情報」の中に「eSIM」と書かれていることが確認できる。

「Pixel 2 / 2 XL」にはnanoSIM用のSIMカードスロットが搭載されているため、従来のSIMカードを挿入することでセルラー通信を利用することができる。ただし、新たに搭載された「eSIM」を使えば、SIMカードスロットを使わずに通信を行うことができるようだ。

eSIMとは

そもそも「eSIM」とは、遠隔操作によってSIMの情報を書き換えることで通信キャリアを変更することができる機能。同機能が利用できれば、キャリアの乗り換え時などに、わざわざSIMを入れ替える必要がなくなる

eSIMはキャリア側が対応している必要があるため、全てのユーザーが同機能を利用できるわけではない。Engadgetによれば、「Pixel 2」シリーズでeSIMを利用するにはGoogleが提供しているMVNOサービス「Project Fi」を利用する必要があるとのこと。

「Project Fi」は、米SprintとT-Mobileの2社の回線を利用するGoogleのMVNOサービス。日本を含む120ヶ国で利用可能(日本で申し込みは不可)で、月額料金は基本料金20ドル+データ容量(1GBにつき10ドル)で利用可能だ。

「Pixel 2」シリーズは日本では販売されないため、同機能を利用できる人は限られると思うのだが、もし「Pixel 2」シリーズを購入する予定の方で「Project Fi」を利用している方は是非試してみていただきたい。

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