本日、オンラインストレージサービスのDropboxは、同サービスの新しいロゴやブランドデザインを発表。今までのDropboxのイメージを覆すような、新しいコンセプトを採用するようだ。
Dropboxが発表する新ブランドデザインは、明るくコントラストのある色に焦点を当てた、全く新しいスタイル。”多様な心がひとつになった時に、素晴らしいことが起こる”という考えに基づき考案されたもので、様々な色やフォント、イメージを混ぜ合わせたものになるとのこと。
これまで、Dropboxは青と白の二色を使ったデザインが特徴的だったが、今後はこのペアリングに限定することなく、多様なカラーを使用していくとのこと。
下記のように多数の色の組み合わせが用意されているようだが、どのカラーが使用されるかは状況によって異なる。また、ロゴ自体もデザインが若干変化し、よりフラットでシンプルな形に変更されるようだ。
さらに、259のフォントで構成される新しいタイプフェイス「Sharp Grotesk」を採用するとのこと。表示する大きさや縦横の幅によって表示するフォントが変わったり、背景の色によって文字の色が変わる模様。
これまでの色使いと比べると、少々毒々しい印象を受けるが、同時に創作意欲が掻き立てられる(?)気もしなくもない。
これらの新しいイラスト・フォントスタイルは、マーケティングやブランディング面で活用されるとのこと。今後数週間にわたって、Dropboxのウェブサイトや製品に至るまで、あらゆる場面で使用されていく予定。
Dropboxとしても、これらの新デザインがWebインターフェイスやアプリでどのように影響するかは現時点で未知数であるとのことだが、しかしながら、新デザインがユーザーのクリエイティブな仕事に一役買うことを期待しているとのこと。
Dropboxは2007年に設立されてから、早くも10年が経過する。この10年の間で、Dropboxは単にファイルを保存・同期する場所としてだけでなく、チームでファイルを共有するなど、クリエイティブな仕事を支援する大きな役割を担う存在(Dropboxは”リビングワークスペース”と表現している)に成長した。これからも、ユーザーの創造的なエネルギーを発揮できるように、自社のサービスを構築していくことを目指しているようだ。