先日、Appleは「iOS 11」を一般ユーザー向けにリリース。「iOS 11」ではコントロールセンターがカスタマイズ可能になったり、iPadに「Dock」が追加されたりと大きな変更点があったが、ユーザーの中にはすでに関心が「iOS 12」に向いている人もいるのではないだろうか。
ここ何年かは、Appleは毎年6月にデベロッパー向けイベントの「WWDC」を開催しており、同イベントの中で次期OSを発表する傾向にある。ナンバリング通りになるのであれば、来年のiOSは「iOS 12」になるわけだが、同OSではどのような変更が行われるかを想像したコンセプト動画が早くも登場しているので、早速内容を紹介していきたいと思う。
アプリアイコンが四角から丸になり、コントロールセンターのアイコンの配置が変更
今回「iOS 12」のコンセプト動画を公開したのは、これまでにも数々のコンセプト動画を投稿してきたConceptsiPhone。
まず、一番大きな変更点としては、アプリアイコンが四角から丸に変更されること。見慣れたカレンダーやメールなどのアプリのアイコンがApple Watchのアプリのような丸いアイコンになっている。
次に、App Store。「iOS 11」で刷新されたApp Storeは、さらに「iOS 12」でも変更に。これまでは画面下部に表示されていた「Today」や「ゲーム」「アプリ」などが上部に表示されるようになる。
カメラアプリのモードはこれまでのようにスライドで選ぶ方式ではなく、「Modes」と書かれた部分をタップすることで表示されるメニューの中から選ぶ。メニュー右側には「Pro」と呼ばれる項目があるが、これを選択することで何が変わるのかは不明だ。
コントロールセンターは「iOS 11」で画面全体に表示されるように変更されたが、「iOS 12」でもそれは変わらない。しかし、アイコンが音量・画面照度のバーを取り囲むように円形状に配置されると予想。「iOS 11」ほどカスタマイズはできなさそうだが、これはこれで面白い配置かもしれない。
その他、細かい変更点はいくつかあるようだが、大まかな変更点は以上だ。UIやアイコンは全体的にポップな印象で、使っていて楽しそう。
今回の動画はあくまでもコンセプトなので、必ずしも「iOS 12」がこの通りになるというわけではないが、例年通りであれば、来年6月に開催される「WWDC 2018」で正式な発表が行われるだろう。「iOS 12」でどのような変更が行われるのか、楽しみにしておこう。