近年、大手メーカーの参入が多くなっているスマートスピーカー市場だが、さらにSONYが参入することが判明した。
SONYは現地時間8月31日、Googleアシスタントを搭載した同社初のスマートスピーカー「LF-S50G」を発表。米国や英国などで10月以降に発売される予定だ。
SONY初のスマートスピーカー「LF-S50G」 ジェスチャーコントロールなど特徴的な機能も
今回発表が行われた「LF-S50G」は、Appleの「HomePod」やAmazonの「Amazon Echo」のような円筒形のスマートスピーカー。冒頭でもお伝えした通り、Googleアシスタントが搭載されており、他のスマートスピーカーと同じように音声だけで操作することができる。
少し特殊なのが、音声だけでなくジャスチャーでも本体を操作することができる「ジェスチャーコントロール」が搭載されていること。手を近くにかざしたりすることで、曲送りをしたり、音量を調節することができるという。
本体のスピーカーユニットは2方向に配置されており、ディフューザーを使って360度全体に音が広がるようになっている。また、IPX3の防滴機能が備わっており、キッチンなどの水回りでも使用することが可能だ。
さらに、本体にはBluetoothとWi-Fiで接続することができ、Googleアシスタントに対応したSONYの家電を接続して音声で操作することも。SONY製の家電を愛用している人には嬉しい機能だ。
「LF-S50G」は米国や英国、ドイツ、フランスなどの国で10月以降に順次発売する。米国での価格は199ドル(日本円で約2万円)ほどになる予定で、いずれは日本での発売も視野に入れているとのことだが、発売時期や価格は今のところ未定だ。
[ via ITmedia ]