先日、「iPhone 8」には「Face ID」と呼ばれる顔認証機能が搭載されるという情報が伝えられていたが、その証拠となり得る記述が、Appleが12月に発売予定の「HomePod」のファームウェアの中から見つかった。
9to5Macによると、開発者のSteve T-S氏が、「HomePod」のファームウェア内に赤外線顔認証機能の存在を発見。「Touch ID」のフレームワーク「BiometricKit」内に同機能についての記述や、顔の一部が隠れていたり、様々な角度から顔を検出することができることが記載されているようだ。
I can confirm reports that HomePod’s firmware reveals the existence of upcoming iPhone’s infra-red face unlock in BiometricKit and elsewhere pic.twitter.com/yLsgCx7OTZ
— Steve T-S (@stroughtonsmith) 2017年7月31日
さらに、同ファームウェアからは「iPhone 8」を表す画像も発見されているとのこと。上部にカメラやレシーバーなど各コンポーネントが埋め込まれた”ノッチ”が存在し、端末全体がベゼルレスデザインになっている。まさに今まで噂されてきた通りのデザインだ。
ちなみに、端末名の部分に「D22」と表記されており、おそらく「iPhone 8」のコードネームであると予想される。
Me too. New bezel-less form factor as well pic.twitter.com/Y0RrSOk2OO
— Guilherme Rambo (@_inside) 2017年7月31日
今回の情報で、「iPhone 8」には顔認識機能「Face ID」が搭載される可能性はかなり高まっている。
しかしながら、指紋認証機能「Touch ID」がどうなるのかについては不明のまま。画面に内蔵されるのか、それとも電源ボタンに搭載されるのか、はたまた廃止され「Face ID」に置き換えられるのか。この謎は、残念ながら今回の情報でも解明できていない。