先日、Facebookが参入することが報じられたスマートスピーカー市場に、中国のXiaomiが本格参入することが明らかになった。
Xiaomiは26日、同社初のスマートスピーカー「Mi AI Speaker」を発表。今年8月に中国国内で発売する予定であることを明らかにしている。
Xiaomiがスマートスピーカー市場に参入 「Mi AI Speaker」を8月に発売予定
今回、Xiaomiが発表した「Mi AI Speaker」は「Amazon Echo」や「Google Home」などと同じように音声アシスタントを搭載したスマートスピーカー。独自の音声アシスタント「小爱同学」を搭載しており、話しかけることでコントロールすることが可能だ。
同スマートスピーカーは、2016年12月に発売した「Mi Internet Speaker」の改良モデル。音声操作による動作を改良し、人工知能による認識と返答が可能だとか。
他のスマートスピーカーと同じように、天気予報やスケジュールの確認、メモをとったりアラームを設定することも可能。音楽やオーディオブック、ラジオの再生もできるようになっているとのこと。
スピーカーには合計6つのマイクが搭載されており、周囲の音をしっかりと拾えるようになっている。
同スマートスピーカーは中国国内で299元(約5,000円)、8月に発売予定。国外での発売に関しては発表されていない。
ちなみに、発売当初に限りわずか1元で購入することが可能。ほぼ無料に近い価格だが、Xiaomiは人工知能の精度を上げるためのβテストを実施する必要があるとしており、通常よりも早いスピードで人工知能の精度を向上させることを目的としているようだ。
Mi AI Speaker – Now you have a lovely helper for almost everything under the radar. pic.twitter.com/EAuONLInsn
— Mi (@xiaomi) 2017年7月26日
[ via TechCrunch ]