先月、Appleは開発者向けイベント「WWDC 2017」を米のサンノゼで開催。同イベントでは、新型「MacBook」や「MacBook Pro」を含む多数製品の新型モデルが発表された。
各MacBookシリーズは搭載するプロセッサなどがアップグレードされたことで、端末の処理性能が向上。さらに12インチ「MacBook」に関しては、第2世代バタフライ構造のキーボードが新たに採用されたことで、従来モデルに比べてタイプがしやすくなったりと大きな改善が見られている。
しかし、「MacBook Pro」に関してはキーボードに対して不満が多かったにも関わらず、従来通り第2世代バタフライキーボードが引き続き採用。そこまで大きな変更はないものとみられていたが、実は「MacBook Pro」のキーボードにも若干の改善が施されていたようだ。
AAPL Ch.によると、「MacBook Pro」の2016年モデルと2017年モデルを比較したユーザーが、両モデルのキーボードの変化について述べているとのこと。
「MacBook Pro (2017)」はキーボードの構造が若干変化
ふたつのモデルを比較したユーザーによると「MacBook Pro 2017」は、タイプ音や打鍵感が改善されており、2016年モデルで問題視されたキーボードの不具合や問題にいくらか解消がみられたとのこと。
The 2017 MBP keyboard is slightly different from 2016’s.
2017 is more “damped” in both feel and sound, as if there’s more rubber somewhere.
— Marco Arment (@marcoarment) 2017年6月25日
これに関して、MacRumorsのフォーラムのメンバーは、「MacBook Pro 2017」はキーキャップ裏の小さな円が大きくなり、「MacBook Pro」のトップケースに開けられたキーホールにラバーが施されていることが確認できたと報告している。
上記のような報告がある一方、2017年モデルに関してはこれまでにキーボードの不具合や問題が指摘されていない。このことから、新型「MacBook Pro」のキーボードの問題はほぼ改善することに成功したのかもしれない。
僕も前に2017年モデルと2016年モデルを比較してみたが、若干の改善があったことは確認済み。ただし「言われてみれば改善しているかもしれない」程度でしかなく、タイプ感が劇的に変わるというわけではないので、その点は注意して欲しい。
実際のキーボードの変化について気になる方は、Apple Storeなどで実機に触っていただいて感触を確かめていただければと思う。
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