Googleが開発中の次期Android OS、「Android O」。まだ正式名称が発表されていないため名前がどうなるのか様々な憶測が飛び交っているが、これに関してMyce.comは、「Android O」の正式名称は「Android 8.0 Oatmeal Cookie」になるのではないかと予想しているようだ。
「Android O」のソースコード内に「Oatmeal Cookie」を指す記述を発見
Myce.comは、現在開発者向けに公開されている「Android O」のソースコード内に”oc-dev”もしくは”OC-MR1”という記述を発見。しかも、一度だけでなく何度も登場してきていることから、”OC”が「Oatmeal Cookie(オートミールクッキー)」を指しているのではないかと予想している。
この「Oatmeal Cookie(オートミールクッキー)」という記述は、今年5月の「Google I/O 2017」のあるセッションで公開されたスライドの中に存在していたことも判明。
ちなみに、「オートミールクッキー」とは、名前の通りオートミールを生地に加えて焼いたクッキーのこと。オーツ麦を原料とした食品なので、日本ではあまり馴染みのないものだが、海外の一部の国ではごく一般的なものになる。
これまでGoogleは、Androidの名称にお菓子の名前を付してきた。以前のバージョンではKitKatやLollipop、そして最新OSはNougatと続く。そうなると、次期Android OSの名称が「Android 8.0 Oatmeal Cookie」になっても違和感はない。一部では「Oreo(オレオ)」を予測する声もあったのだが、残念ながらOreoが使用されることはなさそうだ。
「Android O」の正式リリースは今年の夏おわり頃。通知機能の刷新やピクチャ・イン・ピクチャなど多数の新機能が搭載される予定となっている。
[ via PhoneArena ]