当サイトでは先ほどから、Foxconnの内部情報者を名乗る人物が米Redditに投稿したApple製品関連の情報をまとめた「Foxconnの内部者が今後のApple製品の詳細を語る」シリーズとして、「iPhone 8」編と「iMac・MacBook」編をお伝えした。
そして当記事ではこれらに続き、「WWDC 2017」で発表される可能性が濃厚とされている「Siriスピーカー」と、以前リークがあった「ARグラス」についてまとめたものをお伝えしていく。
「iPhone 8」編と「iMac・MacBook」編でもすでにお伝えしたが、今回リーク情報を投稿した人物の情報はそれなりに信頼度が高いので、「Siriスピーカー」と「ARグラス」が気になる人はぜひ内容を確認していただければと思う。
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「Siriスピーカー」は「Mac Pro」のような見た目に
まずは、まもなく発表される可能性のある「Siri搭載スピーカー」について。
このデバイスは、Amazon EchoやGoogle Homeといったホームデバイスに対抗する製品になることが予想されているが、デザインはSonny Dickson氏が伝えていた「Mac Pro」風デザイン。要はゴミ箱のような形だ。
Appleは、これまでにカメラやディスプレイを搭載した様々なモデルをテストしていたそうだが、「WWDC 2017」で発表されるモデルについては、これらのコンポーネントやディスプレイは搭載されないことになるという。
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次に、「ARグラス」について。個人的にはとても期待しているAppleの独自スマートグラスなのだが、これについては本当に開発しているのかは不明で、あくまで噂だけが先行する形で報道されているのが現状。
ただしFoxconnのリーク者によると、AppleのARスマートグラスは既にテストの初期段階まで進んでいるという。
同デバイスにはセルロースアセテート製フレームや骨伝導モジュール、複数のマイク、内部電池やプリズムなどを搭載され、ユーザーの視覚に情報を映し出すデバイスになるとのこと。
さらに音声入力用のマイクと加速度センサーが搭載され、ユーザーの頭の揺れや振り、頷きなどを検出できる仕組みが採用される。メガネフレームの左右どちらか一方に静電容量式の操作パネルも用意され、電車の着信を受けたり、音量調節をすることも可能になっているようだ。
発売は2019年を予定しているとのことなので、まだ開発には時間がかかるようだが、実現は思ったより早そう。Appleのティム・クックCEOもVR技術よりはAR技術に興味があると述べていたことから、Appleはユニークなデバイスを作っているに違いない。
ちなみに冒頭でも触れたように、Foxconnの内部情報者はこのほかにも「iPhone」「iMac」「MacBook Pro」に関する多数のリーク情報を公開している。気になる方は以下の記事からどうぞ。
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[ via 9to5Mac ]