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Google、iOS端末向けに「Google Assistant」アプリの提供を予定 サービス開始当初は米国のみで利用可能

Googleは今後、iOS端末向けに「Google Assistant」をリリースする予定であることがわかった。Android Policeが伝えている。

「Google Assistant」は、Googleが開発した人工音声アシスタント機能。Appleでいうところの「Siri」と似たもので、主にAndroid端末で活用される機会の多い機能だが、Android PoliceによるとiOS版「Google Assistant」は近いうちにリリースされる予定であるとのこと。

iOS版「Google Assistant」は具体的にどういった機能を利用できるのかは明らかにされていないが、おそらくGoogleのメッセージアプリ「Google Allo」で利用できるチャットボット機能と、Androidスマホの音声コントロールを組み合わせたものになると予想されているようだ。

According to a trusted source, Google plans to announce that the Google Assistant will be launching on iOS soon as a standalone app. The announcement could come as soon as Google’s I/O conference this week, but it’s unclear exactly what Google’s plans are at this time. The app would likely feature a blend of the “chat” style functionality in the Google Allo version of Assistant and the voice-controlled version found on Android, but again, details are scant.

iOS版「Google Assistant」は、明日から開催される「Google I/O 2017」で発表されるとみられている。正式なリリース時期や詳細はおそらく同イベントで明かされることになるだろう。

リリース当初は、米国のみでサービスが展開される予定で、残念ながら日本で利用できるのはまだ先になるとのこと。ただ、Android端末ではすでに日本語で利用できることから、いずれは日本でもiOS版が利用できるようになると思われる。楽しみに待っていましょう。

ちなみに、iOSでリリースされている音声アシスタント機能は、ほかにもMicrosoftの「Cortana」が存在する。Appleはサードパーティアプリに対してiOSの動作を制限していることから、「Cortana」ができることは限られているため、積極的に「Cortana」を利用してる人は少ない。

そういう意味では、iOS版「Google Assistant」は「Cortana」と同じような存在になる可能性がある。iOS版「Google Assistant」が一体どれほど便利なものなのか、明日から開催される「Google I/O 2017」に注目だ。